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資料3-3 令和4年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(三次)(案) (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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公募研究課題

(1)研究課題名
予防・健康づくりに関する大規模実証事業の結果に基づく女性の健康に関わるエビデ
ンス構築に係る研究

(2)目標
厚生労働省健康局においては令和2年度より女性の健康の包括的支援を含む形で「予
防・健康づくりに関する大規模実証事業」を実施している。当該事業の中で得られた結
果を踏まえて、女性特有の健康課題であるやせと月経困難症に対する予防的介入、生活
習慣病リスク者を対象とした運動習慣獲得、食行動の変容に向けた食環境整備、がんの
早期発見・早期治療のためのがん検診受診率向上、社会参加・孤立予防を目的とした健
康まちづくり等に係る効果的な予防介入手法等について、性差等を踏まえた上で、施策
へ効果的・効率的に反映させるためには、更なる分析を行い、エビデンスの構築や社会
・経済に及ぼす効果の推計等が必要である。
本研究課題では、令和2年度から令和4年度の期間に健康局で実施している女性の健
康、運動習慣、栄養指導、がん検診、社会参加の5つの領域に関する大規模実証事業を
通じて得られた結果や収集したデータについて、専門的な観点からの更なる検証等を加
え、女性の健康の包括的支援を社会実装するための基盤構築を目標とする。

(3)求められる成果


健康局で令和2年度から令和4年度の期間に実施している5つ(運動習慣、栄養指
導、女性の健康課題、がん検診、社会参加)の大規模実証事業について、それぞれ
の事業の結果の検証を踏まえ、全ての領域についてのエビデンス(介入の実効性、
介入による生活習慣等の改善効果、健康増進効果、それによる経済・社会に及ぼす
効果等)の構築に資する資料(原著論文等)の作成

(4)研究費の規模等
研究費の規模: 1課題当たり年間
研究実施予定期間: 令和4年度中
新規採択課題予定数: 1課題程度

14,000 千円程度(間接経費を含む)

(5)採択条件




性差に着目した包括的支援の社会実装への観点から、運動・栄養・女性疾患・がん
検診・社会参加に関する各分野の専門家(産婦人科学、内科学、公衆衛生学、健康
科学、スポーツ科学、保健学、栄養学、社会福祉学、疫学・統計学、社会科学)を
研究分担者または研究協力者とすることが望ましい。
当該研究課題では、健康局で実施している予防・健康づくりに関する大規模実証事
業の結果及び同事業において収集したデータに基づいたエビデンスの構築を目標と
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