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資料3-3 令和4年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(三次)(案) (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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AC-2
公募研究課題
(1)研究課題名
AI 開発におけるナショナルデータベース(NDB)や介護保険総合データベース(介護
DB)等の公的データベースの活用の有用性検証のための研究
(2)目標
AI 戦略 2022 では、AI の社会実装の推進のための具体目標として、AI の利活用を促進
する研究データ基盤、臨床データ基盤等の改善を掲げている。我が国には、分野毎に相
当程度の高品位データの蓄積があることから、これらを AI に適した形で連携・変換する
こと等により、AI の利活用を支えるデータの充実に取り組むべきとしている。
保健医療・介護分野におけるデータとして、ナショナルデータベース(NDB)や介護保
険総合データベース(介護 DB)等の公的データベースがあり、第三者提供の制度も整備
されてきた。またデータ利活用をより推進し、データの価値を国民に広く還元できるよ
う、NDB と介護 DB の連結解析について法改正等の整備が進められ、さらに指定難病患者
データベースや全国がん登録データベース等の他の公的データベース等との連結も今後
の課題として検討されている。しかしこれらのデータベースが AI 開発に利活用された事
例はほとんどない。
これを踏まえ、「保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアム」において、予後予測を行
う等の AI 開発事例が現時点でほとんどないことから、NDB や介護 DB をどのように使えば
(How)、どのような AI の開発ができるのか(What)を具体的に示していくことが必要
とされた。また、他の公的データベースとの連結が検討されているが、AI 開発の観点か
ら、どのようなデータベースのどのようなデータを連結して使えるようにすることが有
用であるかを検討していくことが必要とされた。
本研究の目標は、AI の開発において、国等が保有する公的データベースを活用するこ
との有用性を検証し、AI 開発への利活用の促進やデータベースの有用性の向上につなが
る方策を検討することを目標とする。
(3)求められる成果
・
・
・
NDB、介護 DB 等の公的データベースを活用することで開発可能な AI とその課題及び
限界の提示
NDB や介護 DB を使った AI プロトタイプの開発を行うことによる当該データベースの
AI 開発における有用性の検証結果
指定難病患者データベースや全国がん登録データベース等の公的データベースの連
結によって開発が可能となる AI の分析、及びより有用性の高い AI を開発するため
に必要なデータセットを分析した結果
(4)研究費の規模等
研究費の規模: 1課題当たり年間 15,000 千円(間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和4年度~令和6年度
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公募研究課題
(1)研究課題名
AI 開発におけるナショナルデータベース(NDB)や介護保険総合データベース(介護
DB)等の公的データベースの活用の有用性検証のための研究
(2)目標
AI 戦略 2022 では、AI の社会実装の推進のための具体目標として、AI の利活用を促進
する研究データ基盤、臨床データ基盤等の改善を掲げている。我が国には、分野毎に相
当程度の高品位データの蓄積があることから、これらを AI に適した形で連携・変換する
こと等により、AI の利活用を支えるデータの充実に取り組むべきとしている。
保健医療・介護分野におけるデータとして、ナショナルデータベース(NDB)や介護保
険総合データベース(介護 DB)等の公的データベースがあり、第三者提供の制度も整備
されてきた。またデータ利活用をより推進し、データの価値を国民に広く還元できるよ
う、NDB と介護 DB の連結解析について法改正等の整備が進められ、さらに指定難病患者
データベースや全国がん登録データベース等の他の公的データベース等との連結も今後
の課題として検討されている。しかしこれらのデータベースが AI 開発に利活用された事
例はほとんどない。
これを踏まえ、「保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアム」において、予後予測を行
う等の AI 開発事例が現時点でほとんどないことから、NDB や介護 DB をどのように使えば
(How)、どのような AI の開発ができるのか(What)を具体的に示していくことが必要
とされた。また、他の公的データベースとの連結が検討されているが、AI 開発の観点か
ら、どのようなデータベースのどのようなデータを連結して使えるようにすることが有
用であるかを検討していくことが必要とされた。
本研究の目標は、AI の開発において、国等が保有する公的データベースを活用するこ
との有用性を検証し、AI 開発への利活用の促進やデータベースの有用性の向上につなが
る方策を検討することを目標とする。
(3)求められる成果
・
・
・
NDB、介護 DB 等の公的データベースを活用することで開発可能な AI とその課題及び
限界の提示
NDB や介護 DB を使った AI プロトタイプの開発を行うことによる当該データベースの
AI 開発における有用性の検証結果
指定難病患者データベースや全国がん登録データベース等の公的データベースの連
結によって開発が可能となる AI の分析、及びより有用性の高い AI を開発するため
に必要なデータセットを分析した結果
(4)研究費の規模等
研究費の規模: 1課題当たり年間 15,000 千円(間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和4年度~令和6年度
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