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資料3-3 令和4年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(三次)(案) (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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GC-1

公募研究課題

再公募

(1)研究課題名
オンライン研修に対応できる、質の高い精神科医療研修プログラムの標準化等を推進
するための研究

(2)目標
精神科医療に携わる医療従事者を、より実践的な方法で養成することは喫緊の課題で
ある。コロナ禍において精神科医療分野でも様々な研修がオンラインでの開催となって
おり、オンライン開催に当たり、一定の質の担保はなされているものの、十分な学習効
果が得られているかは検証されていない。また、座学によるセミナー形式主体の研修よ
りもアクティブラーニング(体験学習・グループワーク・グループディスカッション
等)を多く導入することにより、学習効果・学習定着率を高めることができることが指
摘されている。
本研究では、インストラクショナルデザイン ※ の考え方を基に研修プログラムを設計す
るとともに、当該研修を受講することで、臨床現場における即戦力となり得る医療従事
者の養成を行うための基盤となるアクティブラーニングを多用した研修プログラムの開
発とその研修効果の測定法の開発を目標とする。
なお、アルコール依存症の入院治療に関する医療従事者の養成について、より実践的
かつオンラインでも対応可能な研修が求められていることから、本研究では、開発され
た基盤となる研修プログラムを、アルコール依存症の入院治療に関する研修プログラム
に適用することも目標とする。
※研修の効果と効率と魅力を高めるためのシステム的なアプローチに関する方法論

(3)求められる成果






学習効果の検証できるアクティブラーニングを導入したオンライン対応可能な研修
プログラム構成要素の抽出。
これらの構成要素に基づいた、診療報酬算定の要件にも資するアルコール依存症の
入院治療研修プログラムの開発(これから依存症治療に携わろうとする医療従事者
対象)。
アルコール依存症の入院治療研修の指導者養成プログラムの開発(上記プログラム
受講者やこれまで依存症治療に携わってきた医療従事者対象)。
アルコール依存症の入院治療研修を実施するための効果的な体制の構築に資する方
法論の開発。

(4)研究費の規模等
研究費の規模: 1課題当たり年間 8,000~10,000 千円(間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和4年度~令和5年度
新規採択課題予定数: 1課題程度

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