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新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和5年1月27日変更) (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策本部(第101回 1/27)《首相官邸》 |
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(2)ワクチン接種の促進
オミクロン株対応ワクチンについては、従来型ワクチンを上回る重
症化予防効果等があることや、今後の変異株に対しても従来型ワクチ
ンより効果が高いことが期待されており、まだ接種していない方に対
して接種の積極的な検討を呼びかけていく。さらに、比較的若い世代
等を中心に、1回目・2回目接種が完了していない者へは引き続き接
種を促す。5歳から 11 歳までの子供や生後6か月から4歳までの乳幼
児についても、ワクチン接種を着実に進めていく。
(3)治療薬の確保
新型コロナウイルス感染症の治療薬については、国産経口薬を含む
治療薬の開発費用を支援している。また、経口薬については、令和3
年 12 月 24 日には「モルヌピラビル」が特例承認された。さらに、令
和4年2月 10 日には経口薬「ニルマトレルビル/リトナビル」も特例
承認され、それぞれ医療現場に供給されており、同年9月 16 日には
「モルヌピラビル」の一般流通が開始された。加えて、中和抗体薬
「カシリビマブ/イムデビマブ」及び「ソトロビマブ」について、他
の治療薬が使用できない場合に投与が可能とされている。
さらに、同年8月 30 日には、「チキサゲビマブ/シルガビマブ」が
特例承認され、発症抑制を目的として、同年9月中旬から医療現場へ
の供給が開始されている。
このように、中期的な感染拡大においても、軽症から中等症の重症
化リスク因子を有する者が確実に治療を受けられるようにするため、
治療薬の作用する仕組みや開発ステージは様々であることも考慮して、
複数の治療薬(中和抗体薬、経口薬)の確保に向けて取り組んできた
結果、既に一般流通を行っている「レムデシビル」や「モルヌピラビ
ル」をはじめ、複数の治療の選択肢が活用可能となっている。また、
重症化リスク因子のない軽症から中等症患者に投与可能な経口薬「エ
ンシトレルビル」が、同年 11 月 22 日に緊急承認され、医療現場に供
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オミクロン株対応ワクチンについては、従来型ワクチンを上回る重
症化予防効果等があることや、今後の変異株に対しても従来型ワクチ
ンより効果が高いことが期待されており、まだ接種していない方に対
して接種の積極的な検討を呼びかけていく。さらに、比較的若い世代
等を中心に、1回目・2回目接種が完了していない者へは引き続き接
種を促す。5歳から 11 歳までの子供や生後6か月から4歳までの乳幼
児についても、ワクチン接種を着実に進めていく。
(3)治療薬の確保
新型コロナウイルス感染症の治療薬については、国産経口薬を含む
治療薬の開発費用を支援している。また、経口薬については、令和3
年 12 月 24 日には「モルヌピラビル」が特例承認された。さらに、令
和4年2月 10 日には経口薬「ニルマトレルビル/リトナビル」も特例
承認され、それぞれ医療現場に供給されており、同年9月 16 日には
「モルヌピラビル」の一般流通が開始された。加えて、中和抗体薬
「カシリビマブ/イムデビマブ」及び「ソトロビマブ」について、他
の治療薬が使用できない場合に投与が可能とされている。
さらに、同年8月 30 日には、「チキサゲビマブ/シルガビマブ」が
特例承認され、発症抑制を目的として、同年9月中旬から医療現場へ
の供給が開始されている。
このように、中期的な感染拡大においても、軽症から中等症の重症
化リスク因子を有する者が確実に治療を受けられるようにするため、
治療薬の作用する仕組みや開発ステージは様々であることも考慮して、
複数の治療薬(中和抗体薬、経口薬)の確保に向けて取り組んできた
結果、既に一般流通を行っている「レムデシビル」や「モルヌピラビ
ル」をはじめ、複数の治療の選択肢が活用可能となっている。また、
重症化リスク因子のない軽症から中等症患者に投与可能な経口薬「エ
ンシトレルビル」が、同年 11 月 22 日に緊急承認され、医療現場に供
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