【資料2】新型コロナウイルス感染症治療薬(ゾコーバ錠125mg)について(医薬・生活衛生局からの説明資料) (16 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32109.html |
出典情報 | 医薬品等行政評価・監視委員会(第11回 3/23)《厚生労働省》 |
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ルス活性が検討され、結果は表 8 のとおりであった。また、当該組換えウイルスを VeroE6/TMPRSS2 細
胞に感染させたときのウイルスの複製能が、ウイルスカ価 (TCTD。。) を指標と して検討され、いずれの
変異導入株も親株とウイルスカ価の経時推移は同様であった。
表8 変異導入株に対する抗ウイルス活性
本薬 レムデジビル ニルマトレルビル カジシリビマプ/イムデビマプ『
導入変異 ECsa 感受性 ECss 感受性 ECs 感受性 ECsp 感受性
(mmmolL) 変化『 (mmolL) 変化『 (mmolルL) 変化『 (mmolL) 変化『
D48語 0 9 中3 1.7 1.0 0.038 1.0 0.19 0.91
TM49T. 1.7 17 0.83 0.52 0.029 0.68 0.21 0.93
PS2S 0 4 3.了 18 1.0 0.021 0.544 0.19 0.91
144貞 0.99 りみ 1.3 0.90 0.057 1.4 0.22 1.0
IM49L/S144上 11 100 0.86 0.53 0.055 1.3 0.91 0.95
使用細胞 : VeroE6/TMPRSS2
a) Clane : REGN10933 及び Cl1one : REGN10987 (Cell Science 社)
b) 各種変異導入株に対する EC。/親株に対する EC
3.1.4 抗SARS-CoV-2 楽との併用効果 (CTD 4.2.1.1-14~-15)
本薬と抗 SARS-CoV-2 楽を併用したときの併用効果が検討され、結果は表9のとおりであった。
表9 本薬及び SARS_CoV-2 薬の併用効果
件 併用薬 Combination Imdex ” 判定
1.11 相加
レムデシビル 1.06 相加
hCoV_19/Japan/TY11-927_P1/2021 1.03 相加
(B_1.617.2、delta 株) 0.913 相加
カシジシリビマプ/イムデビマプ“ 0.742 相乗
0.730 相乗
1.07 相加
WEドロキシジシシチジン『 1.19 相加
rgSARS-CoV-2/Hu/DP/Kng/19-020 1.12 相加
(A、従来株) 9 1.08 相加
ニルマトレルビル 1.12 相加
1.15 相加
使用細胞 : VeroE6/TMPRSS2
a) Chou-Talalay 法 (Ady Enzyme Regul 1984- 22-27-5S) に基づき、併用する各薬剤の EC:。に近い割合で混合し、2 剤の
ウイルス増殖抑制効果に対する寄与が概ね同等となる条件下で得られる阻害効果を基に算出。
b) ミミ0.8 を相乗効果、0.8くCT<1.2 を相加効果、1.2ミCT を括抗効果と して併用効果を判定。
c) Clone : REGN10933 及び Clone : REGN10987 (Cell Seience 社)
d) モルヌビピラビルの主要代謝物
e) レポーター遺伝子 置較軒 を導入した組換えウイルス株
3.1.5 娘ymo抗ウイルス活性
3.1.5.1 SARS_CoV-2 感染マウスにおける本楽の抗ウイルス活性及び PK/PD 解析 (CTD 4.2.1.1-16)
BALBc マウス (溶媒群雌 10 例、本薬群各雌 $ 例) に SARS-CoV-2 [1.00X10* TCIDss/個体、hCoV-
19/JapamTY7-301/2021 株 (samma 株) ] を経鼻接種した直後から、溶媒》 若しくは本楽 1一32 mg/kg を
1 日 2 回、 本楽 0.$一16mgikg を1日4回又は本薬 2て64mg/kg を単回経口投与したときの、 投与開始 24
時間後の肺組織内ウイルスカカ価 (TCTDs。) が評価され、いずれの用法においても、用量依存的な減少が
認められた。
9 059% (w/vy) メチルモセルロース
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ゾゲコーバ錠 125 mg 塩野義製楽株式会社 審査報告書
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