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参考資料1_看護学教育モデル・コア・カリキュラム(平成29年度策定) (40 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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D

看護実践の基本となる専門基礎知識
看護学を構成する概念である人間、環境、健康、看護の理解を基盤として、課題解決技法等の基本を踏

まえて、看護の対象となる人のニーズに合わせた看護を展開(実践)する能力を育成する。健康の段階、発
達段階に特徴づけられる対象者のニーズに応じた看護実践能力を修得するとともに、組織における看護職
の役割と対象者を中心とした協働の在り方を身に付ける。

D-1

看護過程展開の基本

D-1-1)

看護の基礎となる対人関係の形成

ねらい:
看護の対象となる人との関係を形成する意義と方法を学ぶ。
学修目標:


看護の目的意識をもって対象者に関心を寄せることができる。



言語表現・非言語表現を用いた対象者との相互作用を通して関係を形成することができる。



対象者の様々な特性や多様性に応じた関係を形成することができる。

D-1-2)

多面的なアセスメントと対象者の経験や望み(意向)に沿ったニーズ把握

ねらい:
対象者の多様な情報(生活者としての側面、生物学的に共通する身体的・精神的な側面、環境との関係
の側面、成長・発達の側面)を収集し、看護の視点から統合して対象者の経験や望み(意向)を共有しなが
らアセスメントする方法を学ぶ。
学修目標:


対象者の状況に応じて看護に必要な情報を収集できる。



得られた情報を系統的・継続的に整理し、アセスメントできる。



アセスメントに基づき対象者の全体像を描くことができる。



対象者(状況に応じて対象者と家族)の経験してきたことや望み(意向)を共有しニーズの把握につ
なげることができる。



全体像を描きながら対象者のニーズを見いだすとともに優先順位を決定できる。

D-1-3)

計画立案・実施

ねらい:
アセスメントに基づく個別性のある看護計画の立案と、計画に基づいた看護実践の方法を学ぶ。
学修目標:


看護の視点から見いだされた対象者のニーズに対応する目標を示すことができる。



目標を遂げるための要件を示し、看護計画を立案できる。



目標・要件に応じた評価日を設定して示すことができる。

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