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参考資料1_看護学教育モデル・コア・カリキュラム(平成29年度策定) (47 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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支える看護実践を学ぶ。
学修目標:


慢性疾患の特徴と治療経過について理解できる。



疾病認識と自己管理の状況、検査値等からセルフケアの現状と課題をアセスメントできる。



慢性疾患を抱える人への支援の基盤となる諸理論・概念について理解できる。



薬物療法等の治療の効果や副作用について判断できる。



急性増悪の誘因を理解し、予防的に対応できる。



慢性的な痛み等の症状を理解し、対象者の苦痛や不安に配慮できる。



対象者のセルフケアによる自分らしい生活の実現のために必要な社会資源を説明できる。



疾病が家族の生活や対象者との関係性にどのように影響するかを考えて支援できる。



様々な慢性疾患において必要とされる支援の特徴を理解し、病気に応じて適切な人・機関につなげる
ことができる。



慢性期にある患者に対する全体的な視点からの緩和ケアについて説明できる。

D-4-5)

人生の最終段階にある人々に対する看護実践

ねらい:
人生の最終段階にある人が尊厳をもって個の特性に応じた人生を送ることができるための看護実践を学
ぶ。また、人生の最終段階にある人の家族に対する看護実践を学ぶ。
学修目標:


人生の最終段階にある人の身体的変化について説明できる。



人生の最終段階にある人の価値観や人生観、死生観を引き出し、終末期の過ごし方を考える援助関係
の築き方について説明できる。



人生の最終段階にある人が自分らしい人生を送ることができるために関係機関・職種と連携する重要
性を理解できる。



人生の最終段階にある人の疼痛のアセスメント及びコントロールの方法について理解し、苦痛緩和の
ためのトータルケアを説明できる。



死の受容プロセスと看護の対象となる人や家族の精神的ケアについて説明できる。



人生の最終段階にある人の意思決定プロセスの特徴と支援する方法を説明できる。



死後の家族ケア(悲嘆のケア(グリーフケア)
)について説明できる。



尊厳ある死後のケアの意義について説明できる。

D-5

心のケアが必要な人々への看護実践

ねらい:
メンタルヘルスの概念は健康な状態から疾患・障害を抱えた状態の連続線上にある。心の健康をより良
く保つためには、ライフサイクルを通じて多様な心のケアが必要とされる。メンタルヘルス上の問題の予
防、早期発見、治療、リカバリー(回復)を当事者の強み(ストレングス)を生かしながら支援するために

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