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参考資料1_看護学教育モデル・コア・カリキュラム(平成29年度策定) (54 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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F

臨地実習
臨地実習は看護の知識・技術を統合し、実践へ適用する能力を育成する教育方法の一つである。看護系

人材として求められる基本的な資質と能力を常に意識しながら多様な場、多様な人が対象となる実習に臨
む。その中で知識・技術の統合を図り、看護の受け手との関係形成やチーム医療において必要な対人関係
能力や倫理観を養うとともに、看護専門職としての自己の在り方を省察する能力を身に付ける。

F-1

臨地実習における学修

F-1-1)

臨地実習における学修

ねらい:
「A 看護系人材(看護職)として求められる基本的な資質・能力」
(以下、再掲)を常に意識しながら、
臨地実習を行う。


プロフェッショナリズム



看護学の知識と看護実践



根拠に基づいた課題対応能力



コミュニケーション能力



保健・医療・福祉における協働



ケアの質と安全の管理



社会から求められる看護の役割の拡大



科学的探究



生涯にわたって研鑽し続ける姿勢

F-1-2)

臨地実習における学修の在り方(特徴)

ねらい:
人々の治療や生活の場とそれらを支える社会資源の実際を知り、人々と関係性を築きながら、看護学の
知識・技術・態度を統合し、実践へ適用する能力を身に付ける。
学修目標:


学修した看護学の知識・技術・態度を統合し、根拠に基づき個別性のある看護を実践できる。



多様な場で展開される、人々の多様な生活(B・D・E 参照)の実際を理解できる。



多様な社会資源、サービス、制度(B・E 参照)の実際を見ることで看護の受け手の生活に関わる社会
資源の意義を説明できる。



実習の積み重ねを通して、必要とされる看護が場や看護の受け手により異なることを理解し、看護者
の役割を創造的に考察できる。



実施した看護の意味や課題を、看護の受け手を中心とする視点や倫理的観点で振り返ることができる。



実践の振り返りを通して、看護専門職としての自己の在り方を省察し、看護の質の向上に向けた自己
研鑽ができる。

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