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○歯科医療(その3)について 総ー4 (111 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》
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修復物等の生存期間
○ 臼歯部修復物の予後を調査した研究において、金属歯冠修復(4/5冠、メタルクラウン)の平均生存率は
3,000日を超え、5年生存率は約8割であるという報告がある。また、金属歯冠修復の再治療の原因で最も多
いのは、4/5冠では二次う蝕、メタルクラウンでは根尖性歯周炎であった。
■各種修復物の平均生存期間と再治療率

■各種修復物の3年、5年、10年生存率

■再治療の原因

◼ 対象:
1999年1月から2005年3月の期間に歯科診療所(一カ所)で修復物治療を受けた95人、649歯(臼歯)
修復物を用いた治療を受け、その後定期健診やその他の治療で1回以上来院した患者
◼ 調査修復物
コンポジットレジン、メタルインレー、4/5冠、メタルクラウン、メタルブリッジ
◼ 方法:
• 対象患歯に対して診療録に基づく後ろ向き観察研究
• 生存期間:再治療が行われなかった場合は、患歯に対して修復物が充填もしくは装着された日から最終来院日
再治療もしくは患歯に抜歯が必要であると判断された場合は、判断された日まで
• 修復ごとの生存期間の算出のためにKaplan-Meier法を用いた
出典:臼歯部修復物の生存期間に関連する要因、口腔衛生会誌 58: 16−24, 2008

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