○歯科医療(その3)について 総ー4 (92 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》 |
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報告書(素案)【経緯等:背景、目的】
第3回ICTを活用した歯科診療等に関する検討会
(令和5年11月27日)
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経緯等
背景
○ 遠隔医療のうち、例えば、医師又は歯科医師と患者間で実施されるオンライン診療については、これまで無診察治
療等を禁じている医師法(昭和23年法律第201号)及び歯科医師法(昭和23年法律第202号)第20条との関係につい
て、適切に実施される限り同条に抵触しないことが平成9年の厚生省健康政策局長通知等において示された。
○ 平成30年3月に「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(平成30年厚生労働省医政局長通知の別紙)が策定さ
れ、これまで計3回改定が行われる等段階的に利活用の環境が整備されてきた。
○
また、オンライン診療その他の遠隔医療が幅広く適正に推進されるよう、令和5年6月に「オンライン診療その他
の遠隔医療の推進に向けた基本方針」(厚生労働省医政局長通知の別添)が策定された。
○ 歯科診療においても、新型コロナウイルス感染症の拡大に際し、医療機関の受診が困難になりつつあることに鑑み
た時限的・特例的な対応として、電話や情報通信機器を用いた診療をして差し支えないこととされたが、その一方
で、ICTを活用した歯科診療等の適切な実施に関する考え方についてはこれまで示されていなかったため、IC
Tを活用した歯科診療等について検討し、適切な実施に関する考え方を示すことを目的として、「ICTを活用し
た歯科診療等に関する検討会」が設置され、これまで計●回議論が行われた。
目的
○ 「オンライン診療の適切な実施に関する指針」や「オンライン診療その他の遠隔医療の推進に向けた基本方針」を
基本とした上で、歯科における特性等を踏まえた、ICTを活用した歯科診療等の適切な実施に関する考え方を示
すことを目的とする。
○ なお、歯科におけるオンライン診療が、安全性・必要性・有効性の観点から、歯科医師、患者及び関係者が安心で
き、かつ適切に行われるよう、歯科におけるオンライン診療の実施に当たっての「考え方」、「最低限遵守する事
項」及び「推奨される事項」に加え、必要に応じ「望ましい例」や「不適切な例」等を示した「歯科におけるオン
ライン診療の適切な実施に関する指針(仮称)」(以下「歯科オンライン診療指針」という。)を、本報告書の別
冊として取りまとめる。
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