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○歯科医療(その3)について 総ー4 (112 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》
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歯科矯正について
〇 歯科矯正治療は歯列不正や不正咬合に対する治療であり、①厚生労働大臣が定める疾患に起因する咬
合異常が認められる場合、②3歯以上の永久歯萌出不全(埋伏歯開窓術を必要とするもの)、③顎変形症
(顎離断等の手術を必要とするもの)について、保険給付の対象としている。
保険適応

対象疾患名等

平成29年以前

唇顎口蓋裂、顎変形症の手術前後、ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む)、鎖骨頭蓋異形成症、トリーチャ・コリンズ症候群、
ピエール・ロバン症候群、ダウン症候群、ターナー症候群、ベックウィズ・ウイーデマン症候群、ラッセル・シルバー症候群、顔面半側
萎縮症、先天性ミオパチー、顔面半側肥大症、エリス・ヴァンクレベルド症候群、軟骨形成不全症、外胚葉異形成症、神経線維腫症、
基底細胞母斑症候群、ヌーナン症候群、マルファン症候群、プラダー・ウィリー症候群、顔面裂、筋ジストロフィー、大理石骨病、色素
失調症、口腔・顔面・指趾症候群、メビウス症候群、歌舞伎症候群、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群、ウイリアムズ症候群、
ビンダー症候群、スティックラー症候、小舌症、頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群及び尖頭合指症を含む)、骨形成不全症、フリーマ
ン・シェルドン症候群、ルビンスタイン・ティビ症候群、染色体欠失症候群、ラーセン症候群、濃化異骨症、6歯以上の先天性部分性無
歯症、CHARGE症候群、マーシャル症候群、成長ホルモン分泌不全性低身長症、ポリエックス症候群、クラインフェルター症候群、リ
ング18症候群、リンパ管腫、全前脳胞症、偽性低アルドステロン症、ソトス症候群、グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)

平成30年

3歯以上の永久歯萌出不全( 前歯永久歯が3歯以上の萌出不全である場合に限る。)
脊髄性筋委縮症、その他顎・口腔の先天異常(※)

令和2年

線維性骨異形成症、スタージ・ウェーバ症候群、ケルビズム、偽性副甲状腺機能低下症、Ekman-Westborg-Julin症候群、常染色体
重複症候群

令和4年

巨大静脈奇形(頸部口腔咽頭びまん性病変)、毛髪・鼻・指節症候群(Tricho-Rhino-Phalangeal症候群)、
前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするもの)

■「歯科矯正」の算定件数 (社会医療診療行為別統計で歯科矯正に関する項目が算定されているレセプト件数)
40,000

(件)

38,761
30,000
20,000

34,161

23,040

23,761

平成27年度

平成28年度

25,706

27,309

平成29年度

平成30年度

28,473
22,995

10,000
0

出典: 社会医療診療行為別統計(6月審査分)

令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

112