○歯科医療(その3)について 総ー4 (94 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》 |
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報告書(素案)【オンライン診療等:様々な形態】
第3回ICTを活用した歯科診療等に関する検討会
(令和5年11月27日)
2 歯科におけるオンライン診療等(歯科医師と患者間)
様々な形態
○ 歯科医師と患者間での歯科における遠隔医療は、患者側から当該診療に同席する者の有無や役割により、以下のア〜キまでに
掲げる類型が主に考えられる。
ア
Dentist to Patient
エ
Dentist to Patient with その他医療従事者
・ 患者側に医療従事者の同席なしで、歯科医師と患者間で歯科診療を行
う形態。
・ 患者側に看護師等の医療従事者が同席する場合、遠隔地にいる歯科医
師が、歯科診療を行う形態。
・ 歯科における遠隔医療の基本的な形態。
・ その他医療従事者による医学的な支援や情報通信機器の使用サポート
等により、患者と歯科医師との間の円滑な意思疎通が可能となる。
イ
オ
Dentist to Patient with Dentist
・ 患者側にかかりつけ歯科医等の歯科医師が同席する場合、遠隔地にい
る歯科医師が、歯科診療を行う形態。
・ 歯科医療資源が限られる地域においても、専門の歯科医師等による診
療を受けることができる。
・ かかりつけ歯科医等の歯科医師が同席することで、専門の歯科医師等
との情報共有がスムーズとなる。
Dentist to Patient with オンライン診療支援者(医療従事
者以外)
・ 患者側に医療従事者以外のオンライン診療支援者が同席する場合、遠
隔地にいる歯科医師が、歯科診療を行う形態。
・ オンライン診療支援者の情報通信機器の使用方法のサポート等により、
患者と歯科医師の間の円滑なオンライン診療の実施が可能となる。
ウ Dentist to Patient with Dental hygienist
カ
・ 患者側に歯科衛生士が同席する場合、遠隔地にいる歯科医師が、歯科
診療を行う形態。
・ 医師が訪問診療を行う際に、遠隔地にいる歯科医師がICTを活用し、
医師と連携して歯科診療を行う形態。
・ 歯科衛生士による歯科医学的な支援や情報通信機器の使用サポート等
により、患者と歯科医師との間の円滑な意思疎通が可能となる。
・ 主治医等の医師が同席することで、かかりつけ歯科医が主治医等との
情報共有が行いやすくなり、より円滑な医科歯科連携のもと、患者に
対し診療を行うことができる。
※
Dentist to Patient with Doctor
より円滑な医科歯科連携の推進の観点から、「Doctor to Patient with Dentist」も形態の一つとして期待される。
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