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参考資料3 都道府県の推薦について (112 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37991.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第24回 2/21)《厚生労働省》
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神奈川県のがん診療連携拠点病院整備の考え方
3 新規推薦
【地域がん診療連携拠点病院】 横浜医療センター(横浜医療圏)


横浜市内には、現在8か所の地域がん診療拠点病院(以下「拠点病院」と言う。)と1か所の都
道府県がん診療拠点病院があるが、横浜医療センターのある戸塚区(医療圏内の南側に位置)と、
隣接する泉区、港南区及び栄区には拠点病院はなく、市内での地域偏在が顕著となっている。
(戸塚区、泉区、港南区及び栄区の人口合計は約77万人で、横浜市人口の約20%を占めており、
横浜市内に拠点病院の空白地域ができている。)



横浜医療センターは横浜市西部地域中核病院として位置づけられるとともに、平成25年4月1日
より、神奈川県がん診療連携指定病院として指定を受け、地域のがん治療に貢献してきた。また、
県下有数の手術症例数を有する脳腫瘍への対応のほか、令和4年度からは横浜市内の複数の拠点病
院とともに「膵癌早期発見プロジェクト」を立ち上げ、機能強化、地域の医療機関との連携強化を
図っている。
さらに、がん以外の脳神経・心臓疾患等様々な疾患に対する高度専門医療や救急医療にも幅広く
対応していることから、複数の疾患や合併症を持つ高齢の患者に対するがん治療にも貢献してきた。



以上より、横浜医療センターを拠点病院に位置付けることで、次の点が期待できることから、横浜
医療センターを拠点病院に新規指定推薦することとした。
・ 横浜医療圏内の拠点病院の地域偏在を緩和することが期待できる
・ 横浜市内の拠点病院、医療機関との連携強化が期待できる
・ 脳腫瘍や高齢の患者に十分に対応することが期待できる
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