参考資料3 都道府県の推薦について (291 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37991.html |
出典情報 | がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第24回 2/21)《厚生労働省》 |
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指定推薦に係る高知県の考え方(1)
(1)拠点病院の位置づけ
本県では、保健医療計画において4つの二次医療圏(安芸・中央・高幡・幡多)を設定しているが、がん医療提供体制については、次のよう
な医療機能の集積状況やがん患者の医療圏間移動、地理的条件等を踏まえ、県全体として高度医療の確保と患者の利便性の双方を確保できるよ
う、中央医療圏の拠点病院が中央医療圏に加え安芸・高幡医療圏の患者支援を、幡多医療圏の拠点病院が幡多医療圏の患者支援の患者支援を主
に行っている。
①本県では、安芸及び高幡医療圏では、単独で集学的治療を実施できる医療機関がないことから、その役割を中央医療圏の医療機
関が担っている。また、幡多医療圏内で集学的治療ができる医療機関は1か所のみとなっている。
②がんの入院患者についても、中央医療圏への流出が多い。
二次医療圏名
入院
自圏内
中央医療圏
中央医療圏への流出
安芸医療圏
43.3%(50.8%)
56.7%(49.2%)
中央医療圏
99.5%(99.5%)
-
高幡医療圏
37.5%(36.8%)
62.5%(63.2%)
幡多医療圏
53.9%(71.0%)
45.1%(28.2%)
高幡医療圏
(空白の医療圏)
安芸医療圏
※令和4年度高知県患者動態調査結果による
( )内は平成28年度調査結果
幡多医療圏
③本県は、東西に長い地形に加えて、中山間部では過疎化が
進行するなど地理的条件が厳しい。
:がん診療連携拠点病院
:地域がん診療病院
④幡多医療圏については、中央圏域から地理的に離れた圏域
であり、一部患者が中央医療圏や県外に流出しているもの
の、半数以上、自圏域内で医療が完結している。
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