参考資料3 都道府県の推薦について (292 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37991.html |
出典情報 | がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第24回 2/21)《厚生労働省》 |
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指定推薦に係る高知県の考え方(2)
(2)がん診療連携拠点病院等の整備方針及び地域連携体制
医療
機関名
〇がん診療連携拠点病院等の整備方針について
圏域
・都道府県がん診療連携拠点病院として、高知大学医学部附属病院を整
備している。
全域
高知大
学医学
部附属
病院
安芸
高知県
立あき
総合病
院
安芸
中央
高幡
高知医
療セン
ター
幡多
高知県
立幡多
けんみ
ん病院
・地域がん診療連携拠点病院としては、高知医療センターが高知大学医
学部附属病院とともに、安芸・中央・高幡医療圏をカバーし、高知県立
幡多けんみん病院が幡多医療圏をカバーするよう整備している。
・地域がん診療病院として、高知大学医学部附属病院とのグループ指定によ
り、高知県立あき総合病院が安芸医療圏をカバーするよう整備している。
【本県のがん診療体制を整備するうえでの必要性】
がん診療については、最新の医療を本県でも提供しうる体制づくりを
目標とし、医療従事者の育成、診療の相互支援、がんに係る情報の収
集・提供等を行うこととしている。その推進体制としては、特定機能病
院及び大学病院である高知大学医学部附属病院が、都道府県がん診療連
携拠点病院として県全体のがん治療水準の向上と人材の育成、治療連携
体制を構築している。
また、安芸・高幡医療圏にがん診療連携拠点病院としての要件を満た
す病院が無いことから、高知医療センターと高知大学医学部附属病院が
安芸医療圏・中央医療圏・高幡医療圏を、高知県立幡多けんみん病院が
幡多圏域の基幹病院として幡多医療圏をカバーしている。
さらに、高知県立あき総合病院が安芸圏域の基幹病院として高知大学
医学部附属病院とのグループ指定により安芸医療圏をカバーすることで、
中央医療圏まで診療・治療に行っていた患者を安芸医療圏で一定の診療
が完結できる体制を構築する方針である。
各医療機関の機能等
◆平成18年度に都道府県拠点病院として指定を受けた
国立大学法人の附属病院。
◆大学病院として、県内全域を対象に、高度ながん診
療のみならず、次の機能も発揮する。
・症例の少ないがんの診療。
・県内医師に対し、大学の教育機能を活かした研修。
・県内医療機関への医師派遣。
◆県内医療機関の拠点として、遠隔画像システム等を
通じて、診療支援を行う。
◆平成30年度に地域がん診療病院として指定。
◆都道府県拠点病院である高知大学医学部附属病院と
のグループ指定により、集学的治療等を提供する。
◆高知大学とともに、安芸・中央・高幡医療圏の患者
の診療と、これら医療圏の医療機関の診療支援を行う。
◆救命救急センター・総合周産期母子医療センター・
がんセンター・循環器病センター・地域医療センター
といった高度医療機能を備え、県全体の基幹病院と位
置付けられている。
◆平成24年度に地域拠点病院として整備。
◆幡多圏域の基幹病院として、高度ながん診療を行う
とともに、地域の関係機関との連携のもとに、地域で
ほぼ完結できる医療の提供を行っている。
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