よむ、つかう、まなぶ。
資料1 経済財政運営と改革の基本方針 2024原案 (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0611/agenda.html |
出典情報 | 経済財政諮問会議(令和6年第8回 6/11)《内閣府》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
更なる検討を含め、実効性ある対策を講じる。また、深刻化するビジネスケアラーへの対
応も念頭に、介護保険外サービスの利用促進のため、自治体における柔軟な運用、適切な
サービス選択や信頼性向上に向けた環境整備を図る。
(予防・健康づくりの推進)
健康寿命を延伸し、生涯活躍社会を実現するため、第3期データヘルス計画に基づき保
険者と事業主の連携(コラボヘルス)の深化を図るとともに、予防・重症化予防・健康づ
くりに関する大規模実証研究事業の活用などにより保健事業を推進する。元気な高齢者の
増加と要介護認定率の低下に向け、総合事業の充実により、地域の多様な主体による柔軟
なサービス提供を通じた効果的な介護予防に向けた取組を推進するとともに、エビデンス
に基づく科学的介護を推進し、
医療と介護の間で適切なケアサイクルの確立を図る。
また、
ウェアラブルデバイスに記録されるライフログデータ(睡眠・歩数等)を含むPHRにつ
いて、医療や介護との連携も視野に活用を図るとともに、民間団体による健康づくりサー
ビスの「質の見える化」を推進する。
(創薬力の強化等ヘルスケアの推進)
創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるため、構想会議中間取りまとめ
150
を踏まえ、革新的医薬品候補のFIH試験151を実施できる国際競争力ある臨床試験体制
の整備、臨床研究中核病院の承認要件の見直し、治験薬・バイオ医薬品の製造体制の整備
や人材の育成や確保など有望なシーズを速やかに実用化する国際水準の研究開発環境の実
現に取り組む。医療機関や企業の研究者による医療データの利活用を推進するため、個人
識別性のないゲノムデータに関する個人情報保護法上の解釈の明確化等を図る。また、官
民協議会による外資系企業・VCの呼び込み等を通じアカデミアから産業界にわたる多様
なプレイヤーをつなぎ、アーリーステージに新たな研究開発資金が投じられるよう、その
推進体制の整備も含め創薬エコシステムの再編成を図るとともに、大学病院等の研究開発
力の向上に向けた環境整備やAMEDの研究開発支援を通じて研究基盤を強化することで
創薬力の抜本的強化を図る。イノベーションの進展を踏まえた医療や医薬品を早期に活用
できるよう民間保険の活用も含めた保険外併用療養費制度の在り方の検討を進める。ドラ
ッグロス等への対応やプログラム医療機器の実用化促進に向けた薬事上の措置を検討し、
2024年末までに結論を得るとともに、承認審査・相談体制の強化等を推進する。あわせて、
PMDAの海外拠点を活用した薬事規制調和の推進等に取り組む。引き続き迅速な保険収載の
運用を維持した上で、イノベーションの推進や現役世代等の保険料負担に配慮する観点か
ら、費用対効果評価の適用の拡大について検討する。また、休薬・減薬を含む効果的・効
率的な治療に関する調査・研究を推進し、診療のガイドラインにも反映していく。医薬品
の安定的な供給を基本としつつ、後発医薬品業界の理想的な姿を見据え、業界再編も視野
に入れた構造改革を促進し、安定供給に係る法的枠組みを整備するとともに、バイオシミ
150
151
「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議中間取りまとめ」
(令和6年5月22 日)
医薬品開発における最初に人間に投与する試験。
40
応も念頭に、介護保険外サービスの利用促進のため、自治体における柔軟な運用、適切な
サービス選択や信頼性向上に向けた環境整備を図る。
(予防・健康づくりの推進)
健康寿命を延伸し、生涯活躍社会を実現するため、第3期データヘルス計画に基づき保
険者と事業主の連携(コラボヘルス)の深化を図るとともに、予防・重症化予防・健康づ
くりに関する大規模実証研究事業の活用などにより保健事業を推進する。元気な高齢者の
増加と要介護認定率の低下に向け、総合事業の充実により、地域の多様な主体による柔軟
なサービス提供を通じた効果的な介護予防に向けた取組を推進するとともに、エビデンス
に基づく科学的介護を推進し、
医療と介護の間で適切なケアサイクルの確立を図る。
また、
ウェアラブルデバイスに記録されるライフログデータ(睡眠・歩数等)を含むPHRにつ
いて、医療や介護との連携も視野に活用を図るとともに、民間団体による健康づくりサー
ビスの「質の見える化」を推進する。
(創薬力の強化等ヘルスケアの推進)
創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるため、構想会議中間取りまとめ
150
を踏まえ、革新的医薬品候補のFIH試験151を実施できる国際競争力ある臨床試験体制
の整備、臨床研究中核病院の承認要件の見直し、治験薬・バイオ医薬品の製造体制の整備
や人材の育成や確保など有望なシーズを速やかに実用化する国際水準の研究開発環境の実
現に取り組む。医療機関や企業の研究者による医療データの利活用を推進するため、個人
識別性のないゲノムデータに関する個人情報保護法上の解釈の明確化等を図る。また、官
民協議会による外資系企業・VCの呼び込み等を通じアカデミアから産業界にわたる多様
なプレイヤーをつなぎ、アーリーステージに新たな研究開発資金が投じられるよう、その
推進体制の整備も含め創薬エコシステムの再編成を図るとともに、大学病院等の研究開発
力の向上に向けた環境整備やAMEDの研究開発支援を通じて研究基盤を強化することで
創薬力の抜本的強化を図る。イノベーションの進展を踏まえた医療や医薬品を早期に活用
できるよう民間保険の活用も含めた保険外併用療養費制度の在り方の検討を進める。ドラ
ッグロス等への対応やプログラム医療機器の実用化促進に向けた薬事上の措置を検討し、
2024年末までに結論を得るとともに、承認審査・相談体制の強化等を推進する。あわせて、
PMDAの海外拠点を活用した薬事規制調和の推進等に取り組む。引き続き迅速な保険収載の
運用を維持した上で、イノベーションの推進や現役世代等の保険料負担に配慮する観点か
ら、費用対効果評価の適用の拡大について検討する。また、休薬・減薬を含む効果的・効
率的な治療に関する調査・研究を推進し、診療のガイドラインにも反映していく。医薬品
の安定的な供給を基本としつつ、後発医薬品業界の理想的な姿を見据え、業界再編も視野
に入れた構造改革を促進し、安定供給に係る法的枠組みを整備するとともに、バイオシミ
150
151
「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議中間取りまとめ」
(令和6年5月22 日)
医薬品開発における最初に人間に投与する試験。
40