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資料3 ①看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案 (10 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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的に社会を支え、論理的思考力を持って社会を改善していく資質を有する人の育成が求められてい
る。
また、地域包括ケアシステムの構築、チーム医療の推進、医療安全などの医療提供体制が変化し、
看護師の役割は拡大し、国民からは看護師の看護実践能力が求められている。看護学教育モデル・コ
ア・カリキュラムの改訂はコンピテンシー基盤型教育に転換することを目指している。新人看護師のコ
ンピテンシー(資質・能力)を明示して、臨地実習前、臨地実習時、卒業時のコンピテンシーとして「知
識・スキル・態度・価値観、思考・判断・表現力」を統合したパフォーマンス・レベルの到達度を明らかに
し、評価することになる。コンピテンシー基盤型教育は、プロセス評価ではなくアウトカム評価であり、
看護学生の皆さんは、自律的に学修を進め、各段階のコンピテンシーを獲得し、看護実践能力を確実
に獲得していただきたい。

5-2.看護学教育に携わる関係者にお願いしたいこと
看護学教育とりわけ臨地実習は、今後、今まで以上に地域医療(地域完結・循環型医療)や地域包
括ケアシステムを意識し、様々な領域に関わるものとなるため、地域の関係機関等には在宅医療・訪
問看護、職域の保健活動及び教育等を含め各大学の実習に協力をお願いしたい。また、上記の観点
からは、保健・医療・福祉等に関わる多くの職種との協働が求められることから、卒前段階からこれら
を意識した教育が実施できるよう、様々な形で協力をお願いしたい。

5-3.国民の皆様にお願いしたいこと
日本は、超高齢社会が進行することによって疾病構造は変化し、地域包括ケアシステムの構築など、
地域での看護師の活動場も拡大し、実践能力の高い看護師が求められている。そのためには、臨地実
習が欠かせない教育場面となっている。
看護師免許を有しない学生であっても、①患者・家族の同意のもとに実施されること、②看護教育と
しての正当な目的を有するものであること、③相当な手段、方法をもって行われること、④法益侵害性
が当該目的から見て相対的に小さいこと、⑤当該目的から見てその行為の必要性が高いこと、の条件
を満たすことによって違法性が阻却される。実施可能は看護行為も例示されているものの、臨地実習
では実施できていない実情がある。
コンピテンシー基盤型教育に転換し、臨地実習前段階に必要なコンピテンシーについて学生のパフ
ォーマンス・レベルを評価して、学生の看護実践能力を保証するので、看護学生の臨地実習にご協力
くださることを切にお願いしたい。
【引用文献】
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