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資料3 ①看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案 (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》 |
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研究, 27, 84-108.
松下佳代(2011): 〈新しい能力〉による教育の変容 --DeSeCo キー・コンピテンシーと PISA リテラシーの検
討, 日本労働研究雑誌, 614: 39-49
Anderson, L. W., & Krathwohl, D. R. (2001). A taxonomy for learning, teaching, and
assessing: A revision of Bloom's taxonomy of educational objectives: complete edition.
Addison Wesley Longman, Inc..
石井英真(2011).『現代アメリカにおける学力形成論の 展開―スタンダードに基づくカリキュラムの設計―』東
信堂.
松下佳代(2013):"新しい能力と学習評価の枠組み." 育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価
の在り方に関する検討会 (第 2 回) 配布資料. 文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/095/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2
013/01/29/1330122_01.pdf(検索日 2024 年 5 月 20 日)
松下佳代(2019);学習成果とその可視化.中央教育審議会大学分科会 教学マネジメント特別委員会(第6回)
2019 年 7 月 5 日
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/07/__icsFiles/afieldfile/2019/07/04/1417846_2.p
df(検索日 2024 年 5 月 20 日)
松下佳代(2021): <センター教員・共同研究論考>日本の大学における能力ベース教育の展開と課題 --コロ
ナ後への展望--. 京都大学高等教育研究, 27: 109-116
山田勉. (2018). 薬学教育評価・第 2 サイクルの課題. 薬学教育, 2.
https://doi.org/10.24489/jjphe.2018-006
塩見めぐみ, 田中庸一, & 尾鳥勝也. (2021). 薬学実務実習ガイドラインを基に考案した病院実習プログラム
の評価. 薬学教育, 5, 2020-060. doi: 10.24489/jjphe.2020-060
松下佳代, 小野和宏, & 斎藤有吾. (2020). 重要科目での埋め込み型パフォーマンス評価を通して科目レベ
ルとプログラムレベルの評価をつなぐ: 歯学教育プログラムの経験にもとづく提案. 京都大学高等教育研究,
(26), 51-64.
Kerth, J. L., van Treel, L., & Bosse, H. M. (2022). The use of entrustable professional
activities in pediatric postgraduate medical education: a systematic review. Acad Pediatr,
22(1), 21-28. doi: 10.1016/j.acap.2021.07.007.
Pinilla, S., Lenouvel, E., Cantisani, A., Klöppel, S., Strik, W., Huwendiek, S., & Nissen, C.
(2021). Working with entrustable professional activities in clinical education in
undergraduate medical education: a scoping review. BMC Med Educ, 21, 1-10. doi:
10.1186/s12909-021-02608-9.
Association of American Colleges & Universities. (2007). College learning for the new
global century: A report from the National Leadership Council for Liberal
Education & America’s Promise. Washington, DC:AAC&U.
(https://www.aacu.org/sites/default/files/ files/LEAP/GlobalCentury_final.pdf)
③コンピテンシー基盤型カリキュラムへの活用
教育課程の考え方については、学ぶべき知識を系統的に整理した内容(コンテンツ)重視か、 資質・
能力(コンピテンシー)重視かという議論がなされがちであるが、これらは相互に関係し合うものであ
り、資質・能力の育成のためには知識の質や量も重要となる1)と説明されている。つまり、コンピテンシ
ー基盤型カリキュラムでは、理想とするコンピテンシーが、アウトカムとして実現されるために、どのよう
なコンテンツを扱うことが重要かという、コンテンツ基盤型教育とコンピテンシー基盤型教育の両者を
連続的に捉える視点が求められる。コンピテンシー基盤型カリキュラムでは、コンテンツ基盤型教育と
看護職の資質・能力に基づくコンピテンシー基盤型教育の相互関係と連続的な視点で捉え、融合され
なければならない。
現在の看護学士課程教育は、ディプロマポリシーに基づく独自の教科科目が配置されると同時に、
看護職養成目的のための指定規則に伴う看護基礎教育教科科目が配置されている場合が多い。コン
ピテンシー基盤型カリキュラムの実現には、コンテンツで示されていた教科科目や指定規則によるコン
テンツ基盤型教育をコンピテンシー基盤型教育に接続し、カリキュラムを作成する必要がある。具体的
には、コンピテンシーが教育目標の形で記述されるだけでなく、それがカリキュラム開発に活用される
場合に、コンテンツとコンピテンシーが紐づいた形で記述され、内容の網羅性も担保されなければなら
ない。
前述したとおり 2018 年の中央教育審議会「2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答
申)」2)では、OECD のコンピテンシー概念が紹介され、「何を学び、身につけることができたか」「学習
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研究, 27, 84-108.
松下佳代(2011): 〈新しい能力〉による教育の変容 --DeSeCo キー・コンピテンシーと PISA リテラシーの検
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https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/07/__icsFiles/afieldfile/2019/07/04/1417846_2.p
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(26), 51-64.
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10.1186/s12909-021-02608-9.
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(https://www.aacu.org/sites/default/files/ files/LEAP/GlobalCentury_final.pdf)
③コンピテンシー基盤型カリキュラムへの活用
教育課程の考え方については、学ぶべき知識を系統的に整理した内容(コンテンツ)重視か、 資質・
能力(コンピテンシー)重視かという議論がなされがちであるが、これらは相互に関係し合うものであ
り、資質・能力の育成のためには知識の質や量も重要となる1)と説明されている。つまり、コンピテンシ
ー基盤型カリキュラムでは、理想とするコンピテンシーが、アウトカムとして実現されるために、どのよう
なコンテンツを扱うことが重要かという、コンテンツ基盤型教育とコンピテンシー基盤型教育の両者を
連続的に捉える視点が求められる。コンピテンシー基盤型カリキュラムでは、コンテンツ基盤型教育と
看護職の資質・能力に基づくコンピテンシー基盤型教育の相互関係と連続的な視点で捉え、融合され
なければならない。
現在の看護学士課程教育は、ディプロマポリシーに基づく独自の教科科目が配置されると同時に、
看護職養成目的のための指定規則に伴う看護基礎教育教科科目が配置されている場合が多い。コン
ピテンシー基盤型カリキュラムの実現には、コンテンツで示されていた教科科目や指定規則によるコン
テンツ基盤型教育をコンピテンシー基盤型教育に接続し、カリキュラムを作成する必要がある。具体的
には、コンピテンシーが教育目標の形で記述されるだけでなく、それがカリキュラム開発に活用される
場合に、コンテンツとコンピテンシーが紐づいた形で記述され、内容の網羅性も担保されなければなら
ない。
前述したとおり 2018 年の中央教育審議会「2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答
申)」2)では、OECD のコンピテンシー概念が紹介され、「何を学び、身につけることができたか」「学習
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