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資料3 ①看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案 (55 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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教育方法について概説する 5)-8)。
1)反転授業
反転授業とは、知識を獲得するための時間と、知識を利用した演習や知識の応用、発展のための時
間を授業時間と自己学修時間で組み合わせて行う授業形態である。例えば、講義を事前にビデオで提
供し、教室ではその内容に基づいたディスカッションや演習を行う形式である。
教育方略としては、事前に VTR などを活用し、自己学修時間で知識を獲得できる教材や環境を準備
し、教室ではグループディスカッションや問題解決活動を実施する。学修の過程で、学生の理解度を確
認するための試験やフィードバックの時間を実施するなどがあげられる。この教育方法では、学修目標
について知識や技術の理解と、その活用を効率的に学修することができる。
2)ロールプレイ
参加者が特定の役割や状況を演じることで、現実の問題やシナリオに対する理解やスキルを深める
ための教育方法である。この方法は、特に実践的なスキルや態度の学修に効果的とされている。
教育方略としては、課題を考慮したシナリオ(現実にあるものや、創作)を準備し、シナリオに応じた役
割を演じることで、シナリオにおける課題や問題点を再現し、各役割の当事者視点での学修が可能とな
る。この学修方略では、ロールプレイを通して、問題意識を自覚的に持つことができることや、多角的な
視点を持った思考を深めることが可能となる。
3)シミュレーション教育
(1)シミュレーション(体験型)
模擬患者やコンピュータプログラム(VR、XR 等)、シミュレーションモデルなどを使用して、現実の臨
床場面を再現した環境で学修を行う教育方法である。学生は、安全を保った場所で、繰り返し学修がで
きることで、臨床スキル、臨床判断や臨床推論、意思決定能力を向上させることができる教育方法であ
る。
①アルゴリズムシミュレーション
意思決定プロセスや治療手順を標準化された形式で再現するシミュレーション方法である。特定の
臨床状況における様々なガイドラインやプロトコルに準拠した方法による対応を学修する。
学修方略としては、心肺蘇生(CPR)やショック状態の患者への対応について、ガイドラインに基づ
いた対応について、などがあげられる。
②テクニカルスキル
特定の臨床技術や手技を学修者に習得させるために設計された教育方法である。現実の医療現
場を模擬した環境で実施され、学生が安全かつ効果的に技術を練習し、習熟することを目的とする
教育方法である。
緊急や重篤な場面、経験が限られる症状悪化や手術直後の観察、安全管理など、臨床判断や臨床
推論が求められる場面の学修や、繰り返しの演習や練習が必要となる様々な看護技術などに活用
される。
(2)シミュレーション (シナリオ)

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