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資料3 ①看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案 (44 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》 |
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学修者とも事前に共有し、学修目標を明確にする。これにより、学修者自身の学修状況を自己評価し、
目標達成に向けて学修することが可能となる。
また、学修者自身の強みと課題を、いつでも形成的に評価でき、最終評価までの一貫したナビゲータ
ーとしても活用できるものである。
【参考文献】
•
Stevens, D. D., & Levi, A. J. (2013). Introduction to Rubrics: An Assessment Tool to Save
Grading Time, Convey Effective Feedback, and Promote Student Learning. Stylus
Publishing, LLC.
•
Popham, W. J. (1997). What's wrong—and what's right—with rubrics. Educational
Leadership, 55(2), 72-75.
*************************************
【引用文献】
1)
Englander, R., Cameron, T., Ballard, A. J., Dodge, J., Bull, J., & Aschenbrener, C. A.
(2013). Toward a common taxonomy of competency domains for the health professions
and competencies for physicians. Academic Medicine, 88(8), 1088-1094.
2)
西岡加名恵(2013)パフォーマンス評価を取り入れた「高大接続評価システム」の提案.中央教育審議会高大接続
特別部会平成 25 年 5 月 24 日(検索日 2024 年 5 月 18 日)
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2013/06/03/13
35588_1.pdf
3)
American Association of Colleges and Universities. (2023). VALUE Rubrics.
https://www.aacu.org/initiatives/value-initiative/value-rubrics(検索日 2023 年 11 月 18 日)
4)
中央教育審議会大学分科会. (2020). 教学マネジメント指針.
https://www.mext.go.jp/content/20200206-mxt_daigakuc03-000004749_002.pdf.(検索日
2024 年 5 月 18 日)
5)
西岡加名恵.(2022)実践力を育成するパフォーマンス評価.医学教育 2022,53(3): 249~254
6)
Wiggins, G. (1998). Educative Assessment. Designing Assessments To Inform and Improve
Student Performance. Jossey-Bass Publishers, 350 Sansome Street, San Francisco, CA
94104.
④パフォーマンス・レベルの到達(Miller のピラミッド・臨地実習評価)
Millerのピラミッド2)で表現された学修評価の考え方に基づく各記述、松下のコンピテンシー三重モ
デル 1)で示される第4階層資質・能力、学修成果の分類の直接評価と間接評価、量的評価と質的評価 3)
の考え方に対して、以下の対応表を示す。
表. Miller のピラミッドの各段階、対応する資質・能力、直接・間接・量的・質的評価の例
段階
Does(Action)
資質・能力
臨床の場面で実践する能
力
Shows How
(Performance)
模擬的な環境を含めて行
動として示す能力
Knows How
(Competence)
収集した情報を分析・解
釈して臨床に応用する能
力
専門職としての能力を発
揮するために必要な知識
Knows
(Knowledge)
直接評価・間接評価、量的評価・質的評価の例
学習者の学びの記述(記
臨地実習での直接観察評
述試験・レポート)、
価
パフォーマンス評価
質問紙調査(筆記試験な
OSCE・標準化された患者
ど), ポートフォリオ、
の演習・Scenario
パフォーマンス評価
based simulation
客観的テスト、
CBT(音声動画あり)
質問紙調査(筆記試験な
臨床問題解決演習
ど)
拡張多肢選択問題(MCQ)
客観的テスト、
CBT(音声動画なし)
質問紙調査(筆記試験な
筆記試験
ど)
伝統的な多肢選択問題
(MCQ)
臨地実習評価では、各専門領域の臨地実習時点では看護学生が「その活動を監督なしで実行するた
めに必要な能力を学内の講義・演習で獲得している」ということを前提とし、下記の5段階を作成した。
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目標達成に向けて学修することが可能となる。
また、学修者自身の強みと課題を、いつでも形成的に評価でき、最終評価までの一貫したナビゲータ
ーとしても活用できるものである。
【参考文献】
•
Stevens, D. D., & Levi, A. J. (2013). Introduction to Rubrics: An Assessment Tool to Save
Grading Time, Convey Effective Feedback, and Promote Student Learning. Stylus
Publishing, LLC.
•
Popham, W. J. (1997). What's wrong—and what's right—with rubrics. Educational
Leadership, 55(2), 72-75.
*************************************
【引用文献】
1)
Englander, R., Cameron, T., Ballard, A. J., Dodge, J., Bull, J., & Aschenbrener, C. A.
(2013). Toward a common taxonomy of competency domains for the health professions
and competencies for physicians. Academic Medicine, 88(8), 1088-1094.
2)
西岡加名恵(2013)パフォーマンス評価を取り入れた「高大接続評価システム」の提案.中央教育審議会高大接続
特別部会平成 25 年 5 月 24 日(検索日 2024 年 5 月 18 日)
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2013/06/03/13
35588_1.pdf
3)
American Association of Colleges and Universities. (2023). VALUE Rubrics.
https://www.aacu.org/initiatives/value-initiative/value-rubrics(検索日 2023 年 11 月 18 日)
4)
中央教育審議会大学分科会. (2020). 教学マネジメント指針.
https://www.mext.go.jp/content/20200206-mxt_daigakuc03-000004749_002.pdf.(検索日
2024 年 5 月 18 日)
5)
西岡加名恵.(2022)実践力を育成するパフォーマンス評価.医学教育 2022,53(3): 249~254
6)
Wiggins, G. (1998). Educative Assessment. Designing Assessments To Inform and Improve
Student Performance. Jossey-Bass Publishers, 350 Sansome Street, San Francisco, CA
94104.
④パフォーマンス・レベルの到達(Miller のピラミッド・臨地実習評価)
Millerのピラミッド2)で表現された学修評価の考え方に基づく各記述、松下のコンピテンシー三重モ
デル 1)で示される第4階層資質・能力、学修成果の分類の直接評価と間接評価、量的評価と質的評価 3)
の考え方に対して、以下の対応表を示す。
表. Miller のピラミッドの各段階、対応する資質・能力、直接・間接・量的・質的評価の例
段階
Does(Action)
資質・能力
臨床の場面で実践する能
力
Shows How
(Performance)
模擬的な環境を含めて行
動として示す能力
Knows How
(Competence)
収集した情報を分析・解
釈して臨床に応用する能
力
専門職としての能力を発
揮するために必要な知識
Knows
(Knowledge)
直接評価・間接評価、量的評価・質的評価の例
学習者の学びの記述(記
臨地実習での直接観察評
述試験・レポート)、
価
パフォーマンス評価
質問紙調査(筆記試験な
OSCE・標準化された患者
ど), ポートフォリオ、
の演習・Scenario
パフォーマンス評価
based simulation
客観的テスト、
CBT(音声動画あり)
質問紙調査(筆記試験な
臨床問題解決演習
ど)
拡張多肢選択問題(MCQ)
客観的テスト、
CBT(音声動画なし)
質問紙調査(筆記試験な
筆記試験
ど)
伝統的な多肢選択問題
(MCQ)
臨地実習評価では、各専門領域の臨地実習時点では看護学生が「その活動を監督なしで実行するた
めに必要な能力を学内の講義・演習で獲得している」ということを前提とし、下記の5段階を作成した。
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