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資料3 ①看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案 (30 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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より. https://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pf_pdf/20150326.pdf(検索日 2023 年 12 月
18 日)
文部科学省 (1996): 21 世紀を展望した我が国の教育の在り方について. 中央教育審議会第 1 次答申.
Retrieved from https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chuuou/toushin/960701e.htm (検
索日 2024 年 5 月 20 日)
央教育審議会.(2018). 2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申).
https://www.mext.go.jp/content/20200312-mxt_koutou01-100006282_1.pdf(検索日 2024
年 5 月 20 日)
教育未来創造会議. (2022). 我が国の未来をけん引する大学等と社会の在り方について(第一次提言).
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kyouikumirai/pdf/ikkatsu_dl.pdf(検索日 2024 年 5 月 20
日)
González, J.C., & Wagenaar, R. (2006). Tuning Educational Structures in Europe II,
Universities' contribution to the Bologna Process.
Bradshaw, A., & Merriman, C. (2008). Nursing competence 10 years on: fit for practice
and purpose yet?. J Clin Nurs, 17(10), 1263-1269.
Windsor, C., Douglas, C., & Harvey, T. (2012). Nursing and competencies—a natural fit:
the politics of skill/competency formation in nursing. Nurs Inq, 19(3), 213-222.
Pijl-Zieber, E. M., Barton, S., Konkin, J., Awosoga, O., & Caine, V. (2014). Competence
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American Association of Colleges of Nursing. (2021). The Essentials: Core Competencies
for Professional Nursing Education.
https://www.aacnnursing.org/Portals/0/PDFs/Publications/Essentials-2021.pdf(検索日
2024 年 5 月 20 日)
National League for Nursing. (2023). NLN Vision Statement: Integrating CompetencyBased Education in the Nursing Curriculum. https://www.nln.org/docs/defaultsource/default-document-library/vision-series_integrating-competency-basededucation-in-the-nursing-curriculumd6eb0a1e-1f8b-4d60-bc4f619f5e75b445.pdf?sfvrsn=b37e75383(検索日 2024 年 5 月 20 日)

②松下のコンピテンシー三重モデル
看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案作成に当たっては、松下 1)が提案した、教育内容の側
面から学力を検討する方法論的側面の強い学力論と、どのような能力を身につけるべきかを主軸にお
いて検討する未来志向的な能力論とを統合させた、コンピテンシーのモデルとして三重モデルを採用
した。三重モデルは、OECD のプロジェクトで提示された 2 つのコンピテンシー、欧州評議会のコンピ
テンスなど代表的な事例を参照しつつ作成されたものである2)。
三重モデル(図参照)でのコンピテンシーは「ある要求・課題に対して、内的リソース(知識、スキル、
態度・価値観)を結集させつつ、対象世界や他者と関わりながら、行為し省察する能力」と定義される。
「知識、スキル、態度・価値観」という3つの要素は、これまでの学力論において議論されてきた対象
であり、古典的な KSA (Knowledge, Skills, Attitudes)モデル、ブルーム・タキソノミーでの整
理をふまえ、求められる資質・能力の領域はそれらと重なるようになっている。高等教育でもよく利用
されているブルーム・タキソノミー (教育目標の分類学:認知的領域・精神運動的領域・情意的領域)、

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