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資料3 ①看護学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案 (22 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00003.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第3回 6/20)《文部科学省》
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competence の複数形に competences と competencies の両方が使われ区別がしにくいこと、OECD
の文書でも近年は competence と competency がほぼ互換的に使用されていること、邦訳では煩雑さを避
けて「コンピテンシー」で統一される傾向にあること、近年の教育政策において教育課程の中軸に据えられた「資
質・能力」注釈 2)も「コンピテンシー」と関係の深い用語であることから、これらほぼ同義の語として整理されている
1)
。看護においても、国際看護師協会によって competence が「知識、技能、判断力を組み合わせて実践に効
果的に適用すること」2)と定義され、米国看護協会によって competency が「知識、スキル、態度、判断力を統
合した、期待されるパフォーマンスのレベル」と定義3)され、判断には批判的思考、問題解決、倫理的推論、意思
決定が含まれるとした。
注釈2)教育基本法第 5 条第 2 項で、義務教育の目的で述べられた「資質」とは、「能力や態度、性質などを総称するも
のであり、教育は、先天的な資質を更に向上させることと、一定の資質を後天的に身につけさせるという両方の
観点をもつものである」4)とされており、「資質」は「能力」を含む広い概念として捉えられている。
注釈3)例えば「CS-06 健康障害や治療・検査に対する看護実践」には「放射線看護」と「遺伝看護」だけが抽出されて
いるが、そのほかの内容は、教育内容や一般的な治療・検査の資質・能力の記述の中に含まれている。
【引用文献】
1)
松下佳代. (2021). 教育におけるコンピテンシーとは何か―その本質的特徴と三重モデル―. 京都大学高等教
育研究, 27, 84-108.
2)
International Council of Nurses (ICN). (2009). ICN Regulation Series ICN Framework of
Competencies for the Nurse Specialist. https://sigafsia.ch/files/user_upload/08_ICN_Framework_for_the_nurse_ specialist.pdf. (検索日 2024年5
月 20 日)
3)
American Nurse Journal (2016). Professional competencies can ease your transition to a
new specialty. https://www.myamericannurse.com/professional-competencies-can-easetransition-new-specialty/(検索日 2024年5月 20 日)
4)
田中壮一郎. (2007). 逐条解説 改正教育基本法. 東京: 第一法規株式会社.

2-2.第 4 階層に対する「卒業時点・各領域実習前時点の到達度」「臨地実習時点の指導体制と
委託の程度」
*別紙 Excel【資質・能力(学修目標・到達度・指導体制と委託の程度・ブループリント)】
2040 年を卒業時点とした看護学生の資質・能力を到達度とし、評価時期(マイルストーンを設定し
た。資質・能力に対する「到達度」は「①卒業時点でどのような資質・能力がどの程度求められるか」、
卒業時点で看護職の資質・能力を育成するためには「②各専門領域の臨地実習時点では、どのような
指導の下、どのような実践の到達を求めるか」、臨地実習で実践するためには「③各専門領域の臨地
実習前時点では学内の講義・演習でどのような能力の獲得がどの程度求められるか」の到達度を示し
ている。

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