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資料2-2 MID-NET・NDB の行政利活用の調査実施状況について[3.8MB] (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44308.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会(令和6年度第2回 10/24)《厚生労働省》
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別添資料5
MID-NET を用いた調査結果の概要
®

2024 年 10 月 24 日
調査・研究
の名称

MID-NET®に基づく COVID-19 ワクチンに関する安全性プロファイル等の評価

調査対象

2022 年 1 月末時点で、新型コロナウイルスによる感染症(以下、「COVID-19」)の予

品目

防の効能・効果で製造販売承認が取得された以下のワクチン(以下、「COVID-19 ワク
チン」)


コロナウイルス修飾ウリジン(SARS-CoV-2)RNA ワクチン(コミナティ筋注、コ
ミナティ筋注 5~11 歳用)(以下、「コミナティ」)



コロナウイルス修飾ウリジン(SARS-CoV-2)RNA ワクチン(スパイクバックス筋
注)(以下、「スパイクバックス筋注」)



コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン(遺伝子組換えサルアデノウイルスベク
ター)(以下、「バキスゼブリア筋注」)

調査背景



薬事承認された COVID-19 ワクチンの安全性に関しては、個別の副反応疑い報告に
基づく安全性評価に加え、様々な調査が実施されてきているが、継続的に多様な情
報源を活用し、安全性プロファイルを調査し、情報提供することは重要。



本調査では、本邦の実臨床下における COVID-19 ワクチンの安全性に関する情報提
供を目的として、MID-NET®を活用して調査を実施することとした。

調査目的



調査 1(検査値の経時的推移の確認)
COVID-19 ワクチン接種前後の各種検査値の経時的推移等を確認する。



調査 2(有害事象発現状況の探索的評価)
COVID-19 ワ ク チ ン 接 種 後 の 有 害 事 象 の 発 現 状 況 に つ い て 、 Self-Controlled
Case Series(以下、「SCCS」)デザインを用いて探索的に評価する。

MID-NET®

選定理由:臨床検査結果を指標とした評価を実施するために選択

の選定理

データ期間:

由とデー



タ期間

調査 1
2020 年 2 月 18 日~2022 年 7 月 31 日



調査 2
①2020 年 1 月 15 日~2022 年 7 月 31 日
②2019 年 1 月 1 日~2022 年 7 月 31 日

データ期間に利用可能であった MID-NET®協力医療機関(10 拠点 22 病院)のデータを
利用
調査方法



調査 1

の概略



対象集団
調査 1 では、対象集団を 2 つ作成した。
A) 本邦にて COVID-19 ワクチンの接種が開始された 2020 年 2 月 18 日以降に
COVID-19 ワクチンの接種記録を有する症例
B) COVID-19 ワクチンの接種記録を有する症例のうち、接種記録数を被接種回数
とみなした症例※


初回の接種記録日時点(以下、「t1」)の年齢に基づき、18 歳以上の症例については、

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