資料1-2_医学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html |
出典情報 | モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》 |
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患者の抱える問題を臓器横断的に捉えた上で、心理社会的背景も踏まえ、ニーズ
に応じて柔軟に自身の専門領域にとどまらずに診療を行い、個人と社会のウェル
ビーイングを実現する。
GE-01: 全人的な視点とアプローチ
患者の抱える問題を臓器横断的だけでなく心理・社会的視点で捉え、専門領域に
とどまらない姿勢で責任をもって診療に関わり、最善の意思決定や行動科学に基
づく臨床実践に関与できる。
GE-01-01: 臓器横断的な診療
•
GE-01-01-01 臓器横断的に医学的課題を捉えることができる。
•
GE-01-01-02 適切な医療機関や診療科につなぐ重要性を理解している。
•
GE-01-01-03 基本的なフレームワーク(頻度・重症度・緊急度、解剖学的
アプローチ、病態生理学的アプローチ、二重過程理論、事前確率等)を用
いて臨床推論を行うことができる。
•
GE-01-01-04 主訴に応じて必要な医療面接・身体診察・検査を実施でき
る。
•
GE-01-01-05 診断がつかない健康問題やその介入方法の概要を理解してい
る。
•
GE-01-01-06 多疾患が併存した状態及び複数臓器にまたがる疾患につい
て、その介入方法の概要を理解している。
•
GE-01-01-07 ポリファーマシーとその介入方法の概要を理解している。
GE-01-02: 生物・心理・社会的な問題への包括的な視点
•
GE-01-02-01 身体・心理・社会の問題を統合したアプローチを理解してい
る。
•
GE-01-02-02 個人・家族の双方への影響を踏まえたアプローチを理解して
いる。
GE-01-03: 患者中心の医療
• GE-01-03-01 個々の患者の医療への期待、解釈モデル、健康観を聞き出す
ことができる。
•
GE-01-03-02 患者の社会的背景(経済的・制度的側面等)が病いに及ぼす
影響を理解している。
•
GE-01-03-03 医療の継続性(時間・情報・関係等)がもたらす影響の概要
を理解している。
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