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資料1-2_医学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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医師は、医師としての基本的な価値観を備え、安全で質の高い医療を提供し、ま
た、 医学に新たな知見を積み重ねることができるよう、以下の資質・能力につい
て、生涯にわたって研鑽していくことが求められる。

PR: プロフェッショナリズム (Professionalism)
人の命に深く関わり健康を守るという医師の職責を十分に自覚し、多様性・人間
性を尊重し、利他的な態度で診療にあたりながら、医師としての道を究めてい
く。

GE: 総合的に患者・生活者をみる姿勢 (General)
患者の抱える問題を臓器横断的に捉えた上で、心理社会的背景も踏まえ、ニーズ
に応じて柔軟に自身の専門領域にとどまらずに診療を行い、個人と社会のウェル
ビーイングを実現する。

LL: 生涯にわたって共に学ぶ姿勢 (Lifelong Learning)
安全で質の高い医療を実践するために絶えず省察し、他の医師・医療者と共に研
鑽しながら、生涯にわたって自律的に学び続け、積極的に教育に携わっていく。

RE:

人生の最終段階における医療探究

(Research)

医学・医療の発展のための医学研究の重要性を理解し、科学的思考を身に付けな
がら、学術・研究活動に関与して医学を創造する。

PS: 専門知識に基づいた問題解決能力 (Problem Solving)
医学・医療の発展のための研究の重要性を理解し、科学的思考を身につけ、学
術・研究活動に関与し、学問を創造する。

IT: 情報・科学技術を活かす能力 (Information Technology)
発展し続ける情報化社会を理解し、人工知能やビッグデータ等の情報・科学技術
を活用しながら、医療・医学研究を実践する。

CS: 患者ケアのための診療技能 (Clinical Skill)
患者の苦痛や不安感に配慮し、確実で信頼される診療技能を磨き、患者中心の診
療を実践する。

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