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診-1-2 (264 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00018.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第206回 10/27)《厚生労働省》
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令和3年度特別調査について④
令和3年度特別調査(ヒアリング)の結果報告について(令和3年8月27日入院分科会資料抜粋)
5.調査結果
(1)医療資源投入量の少ない病院
[医療機関からの主な聴取内容]
〈医療機関での疾患への対応状況〉
○ 脳梗塞を主体に対応しているため、急性心筋梗塞の治療はあまり実施していない。
○ 外傷、循環器疾患といった急性期医療は対応しているが、脳梗塞は対応していない。
○ 呼吸器を主体に対応しているため、循環器疾患の急性期の治療はあまり実施していない。
〈症例の受入れ方針について〉
○ 地域で唯一の急性期病院だが、緊急患者の受入はリスクが大きく、高度な治療を要する患者は、他病院へ搬送するようにしている。
○ 積極的治療の適応がない症例の受入れを行っている。
○ 回復期を中心とした医療を提供しているが、直接回復期病棟で受入れが困難な症例については、まずDPC対象病棟で受入れを行っ
ている。
○ 緩和ケアも提供しているが、直接緩和ケア病棟で受入れが困難な場合には、DPC対象病棟で受入れを行う場合がある。
○ 在宅酸素療法の教育入院や、糖尿病の教育入院などはパスを作って、対応している。
〈スタッフ・設備について〉
○ 夜間に常勤の専門医がいないため、脳梗塞への対応ができない。
〇 心臓カテーテルを実施できる設備がない。
〈治療方針について〉
○ 冠動脈CTで病変の評価を行い、必要な症例だけにカテーテルを実施しているため、手術・処置等が少ないと考えられる。
〈コーディングについて〉
○ 他の急性期病院から患者を受け入れる場合であっても、自院で最も医療資源を投入した傷病名でコーディングを行っている
○ 自院で治療できない症例を転院させ、その後急性期の治療が終わった後戻ってきた場合、急性心筋梗塞としてコーディングしてい
る。
○ FFR-CTや冠動脈CTを実施した場合に、治療が必要でない方もいるため、定義テーブルがより細分化されていた方がコーディングしや
すい。
○ 心臓リハビリ目的に入院させる場合の、適切なコーディングが存在しない。
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