診-1-2 (268 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00018.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第206回 10/27)《厚生労働省》 |
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令和3年度特別調査(ヒアリング)の結果報告について(令和3年8月27日入院分科会資料抜粋)
5.調査結果(続き)
【診断群分類のコーディングをする上で、分かりづらいと感じる点や判断に迷う点】
急性心筋梗塞
・直ぐに治療を要しない亜急性期の心筋梗塞は050030で良いのか。
・心不全がメインの病名の場合であっても原疾患コーディングでよいのか。
・冠動脈ステント留置後のフォローでの病名選択。新たな狭窄等があった場合の病名選択。
・急性心筋梗塞の定義(発症後〇日や手術後〇日等具体的なもの)。狭心症との線引き。
・心電図では異常が見られないが血液検査等で明らかに心筋梗塞だと思われる場合、梗塞部位が特定できない場合がある。
・I249急性冠症候群、非ST上昇型心筋梗塞やST上昇型心筋梗塞を医療資源病名に使用したいが部位不明・詳細不明コードに該当し使用できな
いのはなぜか。
・陳旧性も急性と同じく前壁/後壁とICDを細分化してほしい。
・JCS・年齢などの重症度の区分を設定し、全身管理が難渋である病態が詳細に分類できる様にして欲しい。
・急性心筋梗塞と狭心症の処置2-2(透析:J0384、J038-2)と処置2-3(シンチグラム、SPECT、tPA)を逆にしてほしい。これらを両方行ってしまった場
合、透析ありの評価(高点数)がうけられず、大幅なマイナス例がしばしばある。
・心臓カテーテル検査+血管内超音波検査等(加算有り)について 狭心症以外の病名でも加算有りの検査を実施することがある。
・救急搬送を受け高次医療機関へ搬送するまでの間に合致した医療資源最投入傷病ICD1-10コードの選択が難しい。
・リハビリ目的の転棟や来院であっても原疾患コーディングでよいのか。
・副傷病名が少ない。
脳梗塞
・閉塞血管で分類するか、アテローム・心原で分類するか統一をしてほしい。複数梗塞が存在した場合や塞栓性/血栓性脳梗塞の優先順位。
分枝粥腫型梗塞(BAD)のICD-10がない。
・脳梗塞後遺症で胃ろう造設した場合の医療資源病名(陳旧性脳梗塞(I693)慢性期(I639))。
・脳梗塞発症後何日目までが脳梗塞でコーディングしてよいか。
・脳梗塞に対して術中tPA投与時の診断群分類の選択方法を明確に記載してほしい(術中に使用した場合の診断群分類区分の選択方法)。
・脳梗塞については診断群分類の詳細の数が多すぎて、時間がかかる。わかりづらい。副傷病の選択の優先順位がわからない。
・発症前Rankin Scaleであるが、おおむね1週間のADLを病歴等から推定することは難しい為、推定するものでなく明確にわかるものを診断群分
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類に用いた方がよいのではないか。