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令和5年度厚生労働省補正予算案の主要施策集 (83 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/23hosei/
出典情報 令和5年度厚生労働省補正予算案の概要(11/10)《厚生労働省》
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【○「女性の健康」ナショナルセンター機能の構築】

令和5年度補正予算案 5.4億円

施策名: 「女性の健康」ナショナルセンター機能の構築事業

厚生労働省大臣官房厚生科学課
国立高度専門医療研究センター支援室

(内線2626)

① 施策の目的

② 対策の柱との関係


女性は、ホルモンのバランスの変化等により、ライフステージ毎にその心身の状況が大きく変化し、様々な健康上の問題等が生じるため、
女性の健康や疾患について、心身における性差も加味し、ライフステージ毎に多面的・包括的な分析を加え、病態の解明と予防及び治療に
向けた研究を推進する。











③ 施策の概要
国立研究開発法人国立成育医療研究センターにおいて、「女性の健康」に関する情報収集・展開機能等を担うとともに、女性の体とこころのケアなどの支援等に関する
モデル的な取組の均てん化を早期に行うためにシステム整備や施設整備を行うもの。

④ 施策のスキーム図、実施要件(対象、補助率等)等

「女性の健康」ナショナルセンター
創薬に向けた
共同開発・
治験参加医
療機関の紹介


スキーム

◆ 女性の健康に関するデータセンターの構築




医療機関や研究機関などの協力を得て、女性のライフコース毎のデータの収集・解析を行い、女性の健康に関する新たな知見を発掘及び臨床試験
を実施するための基礎情報を収集
収集したデータの解析やAI予測を実施し、新たなエビデンスを創出
収集したデータを全国の研究機関・企業が活用できるよう、データ管理、提供を行う窓口を設置

データの
提供・活用等

◆ 女性のライフコースを踏まえた基礎研究・臨床研究の積極的な推進










女性の健康に関する調査・研究は多様なアプローチが必要なため、医学的視点だけではなく、社会学や経済学からの研究者を集め、包括的な取組を実施
女性特有の疾患領域における治験等を推進するため、オープンイノベーションセンター等を整備
女性特有の疾患領域の研究を実施する研究機関とネットワークを構築し、企業の治験に協力できる医療機関の紹介等の調整機能を整備

◆ 情報収集・発信、政策提言



「女性の健康」に関するWEBサイトや相談窓口を設置
最新の研究成果について、積極的に情報収集・発信、政策提言



NCCHD

役務の
提供等

支出
(契約額)

調達先企業等

◆ 女性の体とこころのケアなどの支援等



・協
関力
係医
学療
会機
等関

プレコンセプションケアの均てん化に資するモデル事業、調査研究、情報発信等を実施(プレコンセプションケアセンターの新設)
産後の女性の体とこころのケアや子育てを支援し、安心して子育てができる環境(産後ケアセンター)の整備

「妊娠と薬情報センター」の機能を維持して発展させるために、人材、設備、DXの拡充

国 民

相談・情報提供等
システム整備

施設整備

女性が人生の各段階で様々な健康課題を有していることを社会全体で共有し、女性が生涯にわたり健康で活躍できる社会を目指す

⑤ 成果イメージ(経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む)
女性が人生の各段階で様々な健康課題を有していることを社会全体で共有し、女性が生涯にわたり健康で活躍できる社会を目指すことにより国民の健康の増進に寄
与する。

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