看護補助者の現状②
○ 看護補助者に対するアンケート調査の結果において、看護補助者が困難さを感じるケアは「食事介助」、
「口腔ケア」等の直接ケアが多かった。
○ 看護補助者における病院で働くやりがいとしては、「患者・家族からの感謝」、「仲間との協力」、「ケアを
通した自分の成長」等が挙げられた。
■困難さを感じるケア（複数回答）（n=1,337）
食事介助

41.2%

口腔ケア

85.0%

31.4%

入退院・転出入に関する業務（書類や請求書等の配布、回
収、作成など）

74.6%

27.9%
21.2%
24.7%

病室環境の調整（温度、湿度、採光、換気など）
身体の清潔に関する業務

22.2%

病床及び病床周辺の清掃・整頓

20.9%

診察に必要な機械・器具等の準備、片付け

20.1%

おむつ交換

19.5%

患者の移動・移送

18.5%

処置・検査等の伝票類の準備・整備

患者さん・家族から感謝される

79.1%

94.8%

仲間と協力し合って仕事をしている

49.4%

15.0%

体の向きを変える

14.8%

94.3%

人をケアすることで自分が成長でき

60.6%

る

85.8%
57.5%
83.0%

看護師・他職種から感謝される

13.4%

診療に必要な書類の整備・補充

67.0%

85.3%

15.3%

診療材料の補充・整理

73.7%

86.7%

15.8%
21.8%

トイレ介助

43.4%

20.1%

寝衣交換

12.4%

見守り

11.0%

リネン類の管理

10.2%

シーツ交換やベッドメーキング

10.1%

検体・レントゲンフィルムの搬送

4.8%

配膳・下膳

4.2%

薬剤の搬送（運搬）

4.2%

膀胱内留置カテーテルのバッグに溜まった尿を捨てる

3.8%

0%
困難を感じる業務

■病院で働くやりがい（複数回答） （n=1,337）

85.0%
91.4%
84.0%

患者さんの命を支えていると思う

34.2%

97.2%
53.0%
93.7%

その他

4.2%

45.8%
44.9%

50%
行っている業務

100%

0%

20%

40%

60%

80%

【調査対象】全国8,331病院の看護補助者【有効回答】1,266件（15.2%） 【調査方法】webアンケート

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出典：令和元年度厚生労働科学特別研究事業「看護師と看護補助者の協働推進に向けた実態研究」 研究代表者：坂本すが（東京医療保健大学医療保健学部）