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○働き方改革(その2)について 総-3 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》
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これまでの中医協総会等における働き方改革の推進に係る主な意見⑤
<入院・外来医療等の調査・評価分科会(検討結果とりまとめ)>(続き)
(病院薬剤師の業務の広がりと現状について)
○ 回復期病棟からの退院後の薬局への情報提供等の業務は、地域包括ケアの観点から重要であるが、薬剤師の
手が回らないことによって十分に実施がされていない現状があるため、早急に対応する必要があるとの指摘が
あった。

○ 急性期病棟であっても薬剤師の配置が十分でない施設がある現状があるとの指摘があった。また、地域包括
ケア病棟においても、状態が安定しておらず医療を必要とする患者が一定数いる中で、適切な薬物療法を提供
する観点から薬剤師の関与が重要との指摘があった。
○ 周術期薬剤管理加算の届出を行っている施設は、全体の約1割であり、手術件数が多い施設の届出割合が多
かった。
○ 周術期の薬剤管理など診療報酬で評価されている業務が実施できない理由として薬剤師が不足していること
が多く挙げられており、このため必要な業務を十分実施することができない状況がある。
○ チーム医療やタスク・シフト/シェア推進の中で、医療機関における薬剤師の業務は集中治療室を含めた様々
な病棟薬剤業務や周術期における薬学管理にも広がってきており、医師の負担軽減及び医療の質向上への貢献
の観点からも評価されている。今後は外来においても薬剤情報の収集や処方提案、併用薬の確認など医療安全
等を高める取組を実施すべきとの指摘があった。

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