○働き方改革(その2)について 総-3 (48 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》 |
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医師の働き方改革に関する検討会 報告書
参考資料(H31.3.28)※一部改変
〇
特定行為に係る業務については、タイムスタディ調査等によると、全体の約3%程度、外科系医師に限れば約
7%程度の業務時間に相当する。週100時間勤務の外科系医師の場合、週7時間程度の時間がこれに相当する。
○ 2024年までに特定行為研修パッケージの研修修了者を1万人程度養成することにより、こうしたタスクシフトを担
うことが可能である。
○ 特に、病院においては、外科領域、麻酔管理領域(救急、集中治療領域等を含む。)における業務分担が進むこ
とが期待される。
術中麻酔管理領域
外科術後管理領域
手術
呼吸管理(気道管理含む)
在宅・慢性期領域
麻酔に係る術前評価
術
前
気道確保
全身麻酔の補助
循環動態・疼痛・栄養・代謝管理
気管カニューレ
の交換
ライン確保
脱水症状に
対する輸液
による補正
疼痛管理
感染管理
術
中
ドレーン管理・抜去
術中の麻酔・呼吸・
循環管理
CV抜去・PICC挿入
創部管理(洗浄・抜糸・抜鈎)
術
後
胃ろうカテーテル
若しくは腸ろうカ
テーテル
又は胃ろうボタン
の交換
褥瘡又は慢性
創傷の治療にお
ける
血流のない壊死
組織の除去
麻酔の覚醒
術後の呼吸・循環・疼痛管理
外科の術後管理や術前から術後にかけた麻酔管理において、頻繁に行われる一連の医
行為を、いわゆる包括的指示により担うことが可能な看護師を特定行為研修のパッケー
ジを活用して養成することで、看護の質向上及びチーム医療を推進。
在宅・慢性期領域において、療養が長期にわ
たる、もしくは最期まで自宅または施設等で療
養する患者に柔軟な対応が可能に。
患者に対するきめ細やかなケアによる医療の質の向上、医療従事者の長時間労働の削減等の効果が見込まれる。
(一連の流れの中で特定行為研修修了者がパッケージに含まれる特定行為を手順書にもとづき実施)
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