○働き方改革(その2)について 総-3 (59 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》 |
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○ 近年のチーム医療の進展や薬物療法の高度化・複雑化等に対応するため、薬剤師免許を取得した直後
の新人を対象にした教育・研修が実施されている。
○ 数年間の教育研修プログラムを整備した院内の研修制度(レジデント制度)としては、病棟業務を含む基
本スキルを幅広く習得する研修や、がん化学療法や抗菌薬治療など専門領域に特化した研修がある。
■医療機関における新人薬剤師への教育研修の類型
職場研修
薬剤師レジデント制度
日常の業務を通じて、On the Job Training (OJT)として比較的
短期間で実施(長くとも1年以内)。
中央業務をはじめとした基礎的な業務内容から、専門性の高い各分
野の業務内容の教育研修を時間をかけて実施(通常2~3年程度)。
■大学病院におけるレジデント制度の事例 (京都大学医学部附属病院薬剤部の例)
○ 新人は全てレジデントとして採用 (2年間の有期
雇用・フルタイム)。
○ 一般研修 (1年目) では、薬剤師の基本スキル
として、①倫理研修、②内服薬・注射薬・麻薬の
調剤、③抗がん剤等の調製・監査、④TDM・医
薬品情報、⑤一般病棟業務を習得。
○ 専門研修(2年目)では、①内科・外科・がん病
棟専門業務、②緩和・感染・急性期専門研修、
③治験業務などを習得し、学会発表を目指す。
○ 一般に、レジデント制度を運用している施設で
は複数年にわたる体系的なプログラムを用意し
ており、また、レジデント薬剤師は、常勤/非常
勤職員として採用されていることが多い。
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