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第8回日本の医療に関する意識調査 (10 ページ)

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出典情報 第8回日本の医療に関する意識調査(1/31)《日本医師会総合政策研究機構》
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受けた医療の個別項目の中では、待ち時間に満足していない人が 36.8%(あま
り満足していない+満足していない)を占めた。
調査対象者は各回で異なるが、第 7 回調査に比べて、待ち時間の満足度は約 6
ポイント低下し、治療費も約 3 ポイント低下した。コロナに対する不安が下が
り、患者数や受診回数がコロナ前に戻りつつあることが影響していると推測され
る。ただし、第 1 回調査からは、全体として満足の割合がほぼ上昇してきた傾向
が示されている3。

図 3 受けた医療の満足度
受けた医療の満足度(n=1,107)
満足している
満足していない

まあ満足している
該当しない・わからない

あまり満足していない
(%)

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

医師の知識や技術

36.6

医師の説明の
わかりやすさ

34.1

医師の態度や言葉使い

37.2

54.5

看護師の態度や
言葉使い

38.4

53.1

待ち時間

100.0

54.3

5.5
0.7
8.7 0.9

54.3

19.2

42.2

6.2
0.5
6.0
0.6
9.3

27.5

診察日・診療時間

27.8

53.7

13.5

2.6

治療費

26.2

53.4

13.7

3.9

検査や画像診断

29.0

54.5

5.71.3

医師の投薬

28.6

56.4

7.0

総合的

26.5

64.6

0.8
6.4
0.7

受けた医療の満足度の上昇は、既存調査でも示されている。厚生労働省の受療行動調査では過去 15 年にお
いて、満足度(計)は 50.2%(2005 年)から 64.7%(2020 年)に約 15 ポイント上昇している。待ち時間に
ついては 24.7%から 32.7%、医師との対話は 55.4%から 61.3%に増加している。選択肢は「非常に満足して
いる」「やや満足している」「ふつう」「やや不満である」「非常に不満である」。
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