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第8回日本の医療に関する意識調査 (69 ページ)

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出典情報 第8回日本の医療に関する意識調査(1/31)《日本医師会総合政策研究機構》
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図 69 終末期における治療についての意思表示‐男女別
終末期における治療についての意思表示‐男女別(n=1,162)
すでに意思表示した
0.0

男性(n=501)

女性(n=661)

20.0

まだ意思表示していない
40.0

11.4 *

60.0

わからない
(%)

80.0

100.0

81.8 *

18.0 *

6.8

75.6 *

6.4
* p<0.05

6.4.1

意思表示の方法

すでに意思表示したと回答した 176 人中、意思表示の方法として最も多かった
のは、「自分で考えて家族などに意向を伝えた」で 73.9%(130 人)であった。
次いで、「家族などと話し合って家族などに意向を伝えた」が 22.7%(40 人)で
あった。
回答結果では、家族との話し合い、もしくは、家族に意向を伝えることによっ
て、終末期の治療に関する自分の意思を家族と共有している人の割合は、98.3%
(173 人)であった。
書面にしていると回答した人の割合は、意思表示の有無を回答した 1,162 人中
19 人(自分で考えて書類に意思表示 16 人、家族と話し合って書類に意思表示 3
人)で 1.7%であった。
このように、自身の終末期の治療について意思表示している人はどちらかとい
うと少数であったが、意思表示している人の大多数が自分の意思を何らかの形で
家族と共有していた。

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