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第3章 令和5年度の自殺対策の実施状況 本文 (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2024.html |
出典情報 | 令和6年版自殺対策白書(10/29)《厚生労働省》 |
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から大人まで様々な世代の地域住民が集う地
域の学びの拠点となっている。この社会教育
関する理解を促進するため、
「心の問題と成
長支援ワークショップ」を実施するなど各大
科学省では、公民館等の社会教育施設におけ
る主体的な取組を支援している。
イ
施設での学びを通じて、住民同士がつなが
り、お互いを助け合う心を育めるよう、文部
都市公園は、健康づくりやスポーツ・レク
リエーション、教養・文化活動等、様々な余
暇活動の場や、身近な自然との触れ合いの場
として、心身の健康を育む機能を有してい
る。このため、国土交通省では、地域住民が
集い、憩うことのできる環境の形成を図るた
め、歩いていける身近な都市公園の整備を計
学等における学生支援の充実に努めている。
スクールカウンセラー等を活用した教育
相談体制の充実について
文部科学省では、平成29年に、「教育相談
等に関する調査研究協力者会議」において取
りまとめた、今後の教育相談の在り方、ス
クールカウンセラー及びスクールソーシャル
ワーカーの職務内容、学校及び教育委員会に
おける体制の在り方などの児童生徒の教育相
談の充実に関する報告を公表した。
体制を整備するために、スクールカウンセ
ラーやスクールソーシャルワーカーを配置す
る都道府県等に対して補助を行っている。令
ア
学校における心の健康づくり推進体
制の整備
には、学校内の組織体制が充実していること
が基本となる。
このため、文部科学省では、心身の健康に
始め全ての教職員が連携し組織的に支援をす
るため、教職員向け指導参考資料の周知や本
資料を活用した研修会等を開催し資質の向上
を図るなど、組織体制の充実に努めている。
また、大学等の学生支援担当の教職員を対
象とした会議等の様々な機会を通じて、学生
の自殺防止に対する指導の充実についての理
解啓発を図っている。加えて、独立行政法人
日本学生支援機構では、大学等の教職員に対
し、自殺を含む学生の心の問題や成長支援に
令和5年度の自殺対策の
実施状況
関する問題を抱える児童生徒が学校生活によ
りよく適応していけるよう、健康相談等を通
して問題の解決を図るとともに、養護教諭を
⑶
第3章
学校における健康相談等の充実
メンタルヘルスなど多様化、深刻化してい
るこどもの現代的な健康課題を解決するため
現代社会の変容に伴い、児童生徒が直面す
る問題はますます複雑多様になっており、親
と教員だけで解決できないことも多い多種多
様な要因を背景とした児童生徒の相談に対し
ては、教員という教育の専門家のほか、ス
クールカウンセラーを活用して臨むケースが
増えており、学校における相談体制におい
て、スクールカウンセラーは不可欠の存在と
なっている。
また、児童生徒が置かれた様々な環境に働
き掛けたり、児童相談所等の関係機関との
ネットワークを活用したりするなど、多様な
方法を用いて問題を抱える児童生徒を支援す
画的に進めている。
さらに、農林水産省では、農山漁村におい
て、高齢者等が心身ともに健康で、安心して
生活できるよう、高齢者等の生きがいの発揮
やリハビリなどにも資する農園や活動施設の
整備に対する支援を行い、快適で安心な生産
環境・生活環境づくりを推進している。
るために、スクールソーシャルワーカーを配
置する学校、教育委員会が増えている。
文部科学省では、学校等における教育相談
和元年度より全公立小中学校にスクールカウ
ンセラーを、全中学校区にスクールソーシャ
ルワーカーを配置するために必要な経費の補
助を行っているほか、令和5年度において
は、配置時間の充実のための予算を拡充し
た。
ウ
学校における労働安全衛生管理体制の整
備
労働安全衛生管理体制の整備は、教職員が
119
域の学びの拠点となっている。この社会教育
関する理解を促進するため、
「心の問題と成
長支援ワークショップ」を実施するなど各大
科学省では、公民館等の社会教育施設におけ
る主体的な取組を支援している。
イ
施設での学びを通じて、住民同士がつなが
り、お互いを助け合う心を育めるよう、文部
都市公園は、健康づくりやスポーツ・レク
リエーション、教養・文化活動等、様々な余
暇活動の場や、身近な自然との触れ合いの場
として、心身の健康を育む機能を有してい
る。このため、国土交通省では、地域住民が
集い、憩うことのできる環境の形成を図るた
め、歩いていける身近な都市公園の整備を計
学等における学生支援の充実に努めている。
スクールカウンセラー等を活用した教育
相談体制の充実について
文部科学省では、平成29年に、「教育相談
等に関する調査研究協力者会議」において取
りまとめた、今後の教育相談の在り方、ス
クールカウンセラー及びスクールソーシャル
ワーカーの職務内容、学校及び教育委員会に
おける体制の在り方などの児童生徒の教育相
談の充実に関する報告を公表した。
体制を整備するために、スクールカウンセ
ラーやスクールソーシャルワーカーを配置す
る都道府県等に対して補助を行っている。令
ア
学校における心の健康づくり推進体
制の整備
には、学校内の組織体制が充実していること
が基本となる。
このため、文部科学省では、心身の健康に
始め全ての教職員が連携し組織的に支援をす
るため、教職員向け指導参考資料の周知や本
資料を活用した研修会等を開催し資質の向上
を図るなど、組織体制の充実に努めている。
また、大学等の学生支援担当の教職員を対
象とした会議等の様々な機会を通じて、学生
の自殺防止に対する指導の充実についての理
解啓発を図っている。加えて、独立行政法人
日本学生支援機構では、大学等の教職員に対
し、自殺を含む学生の心の問題や成長支援に
令和5年度の自殺対策の
実施状況
関する問題を抱える児童生徒が学校生活によ
りよく適応していけるよう、健康相談等を通
して問題の解決を図るとともに、養護教諭を
⑶
第3章
学校における健康相談等の充実
メンタルヘルスなど多様化、深刻化してい
るこどもの現代的な健康課題を解決するため
現代社会の変容に伴い、児童生徒が直面す
る問題はますます複雑多様になっており、親
と教員だけで解決できないことも多い多種多
様な要因を背景とした児童生徒の相談に対し
ては、教員という教育の専門家のほか、ス
クールカウンセラーを活用して臨むケースが
増えており、学校における相談体制におい
て、スクールカウンセラーは不可欠の存在と
なっている。
また、児童生徒が置かれた様々な環境に働
き掛けたり、児童相談所等の関係機関との
ネットワークを活用したりするなど、多様な
方法を用いて問題を抱える児童生徒を支援す
画的に進めている。
さらに、農林水産省では、農山漁村におい
て、高齢者等が心身ともに健康で、安心して
生活できるよう、高齢者等の生きがいの発揮
やリハビリなどにも資する農園や活動施設の
整備に対する支援を行い、快適で安心な生産
環境・生活環境づくりを推進している。
るために、スクールソーシャルワーカーを配
置する学校、教育委員会が増えている。
文部科学省では、学校等における教育相談
和元年度より全公立小中学校にスクールカウ
ンセラーを、全中学校区にスクールソーシャ
ルワーカーを配置するために必要な経費の補
助を行っているほか、令和5年度において
は、配置時間の充実のための予算を拡充し
た。
ウ
学校における労働安全衛生管理体制の整
備
労働安全衛生管理体制の整備は、教職員が
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