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第3章 令和5年度の自殺対策の実施状況 本文 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2024.html |
出典情報 | 令和6年版自殺対策白書(10/29)《厚生労働省》 |
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び関係府省庁等と連携しつつ、保護者及び青
少年に対する啓発や教育活動を推進してい
る。
⑶
自殺や自殺関連事象等に関する正し
い知識の普及
厚生労働省では、自殺対策に係る取組の普
及啓発を図るため、令和5年度の「自殺予防
週間」及び「自殺対策強化月間」において、
ポスターやインターネット広告等を活用し
て、相談窓口やゲートキーパーの役割等の周
知を実施したほか、報道機関等に対して適正
な報道を行うよう要請している。
また、24時間365日、全国からつながる
文部科学省では、学校において、性同一性
障害や性的指向・性自認に係る児童生徒の心
情に十分配慮した適切な対応が取られるよ
う、通知や教職員向け資料を作成・公表する
とともに、改訂版生徒指導提要において、性
的マイノリティに関する課題と対応について
新たに追記し、全国の教育委員会等に周知し
て、その趣旨や内容の徹底を図っている。
⑷
うつ病等についての普及啓発の推進
厚生労働省では、精神保健福祉普及運動と
して、毎年、「精神保健福祉全国大会」を開
催し、全国の精神保健福祉関係者や一般の
方々を対象として、精神保健福祉に関する正
しい知識の普及を行うとともに、各都道府県
等においても、大会や講演会の実施等、地域
住民に対する知識の普及、理解の促進を図っ
ている。
また、心の不調・病気に関する説明や、各
種支援サービス、相談窓口の紹介など、治療
や生活に役立つ情報をエビデンスに基づいて
分かりやすくまとめた「こころの情報サイ
ト」
(国立研究開発法人国立精神・神経医療
第3章
令和5年度の自殺対策の
実施状況
電話相談窓口を設置し、生きにくさ、暮らし
にくさを抱える人々からの相談を受け、具体
的な解決につなげるための寄り添い支援を行
う相談支援事業の中で、性別や同性愛に関わ
る相談の専用回線を設置し、様々な相談への
人権啓発活動を実施している。
対応を行っている。
さらに、障害保健福祉担当者の全国会議に
おいて、地方公共団体に対して性同一性障害
の相談窓口の設置や普及啓発の更なる推進に
ついて依頼している。
研究センター)
、若者とそれを取り巻く人々
法務省の人権擁護機関では、性的マイノリ
ティに関する偏見や差別の解消を人権啓発活 (家族・教育職)を対象に、本人や周囲が心
の不調に気付いたときにどうするのかなどを
動の強調事項の一つとして掲げ、性的マイノ
分かりやすく紹介する「こころもメンテしよ
リティ等をテーマとした人権啓発動画を
YouTube法務省チャンネルで配信するほか、 う」(厚生労働省)の2つのWebサイトを設
置し、戦略的な普及啓発に取り組んでいる。
性的マイノリティに関する企業等の取組事例
を紹介する特設サイトを運用するなどの各種
109
少年に対する啓発や教育活動を推進してい
る。
⑶
自殺や自殺関連事象等に関する正し
い知識の普及
厚生労働省では、自殺対策に係る取組の普
及啓発を図るため、令和5年度の「自殺予防
週間」及び「自殺対策強化月間」において、
ポスターやインターネット広告等を活用し
て、相談窓口やゲートキーパーの役割等の周
知を実施したほか、報道機関等に対して適正
な報道を行うよう要請している。
また、24時間365日、全国からつながる
文部科学省では、学校において、性同一性
障害や性的指向・性自認に係る児童生徒の心
情に十分配慮した適切な対応が取られるよ
う、通知や教職員向け資料を作成・公表する
とともに、改訂版生徒指導提要において、性
的マイノリティに関する課題と対応について
新たに追記し、全国の教育委員会等に周知し
て、その趣旨や内容の徹底を図っている。
⑷
うつ病等についての普及啓発の推進
厚生労働省では、精神保健福祉普及運動と
して、毎年、「精神保健福祉全国大会」を開
催し、全国の精神保健福祉関係者や一般の
方々を対象として、精神保健福祉に関する正
しい知識の普及を行うとともに、各都道府県
等においても、大会や講演会の実施等、地域
住民に対する知識の普及、理解の促進を図っ
ている。
また、心の不調・病気に関する説明や、各
種支援サービス、相談窓口の紹介など、治療
や生活に役立つ情報をエビデンスに基づいて
分かりやすくまとめた「こころの情報サイ
ト」
(国立研究開発法人国立精神・神経医療
第3章
令和5年度の自殺対策の
実施状況
電話相談窓口を設置し、生きにくさ、暮らし
にくさを抱える人々からの相談を受け、具体
的な解決につなげるための寄り添い支援を行
う相談支援事業の中で、性別や同性愛に関わ
る相談の専用回線を設置し、様々な相談への
人権啓発活動を実施している。
対応を行っている。
さらに、障害保健福祉担当者の全国会議に
おいて、地方公共団体に対して性同一性障害
の相談窓口の設置や普及啓発の更なる推進に
ついて依頼している。
研究センター)
、若者とそれを取り巻く人々
法務省の人権擁護機関では、性的マイノリ
ティに関する偏見や差別の解消を人権啓発活 (家族・教育職)を対象に、本人や周囲が心
の不調に気付いたときにどうするのかなどを
動の強調事項の一つとして掲げ、性的マイノ
分かりやすく紹介する「こころもメンテしよ
リティ等をテーマとした人権啓発動画を
YouTube法務省チャンネルで配信するほか、 う」(厚生労働省)の2つのWebサイトを設
置し、戦略的な普及啓発に取り組んでいる。
性的マイノリティに関する企業等の取組事例
を紹介する特設サイトを運用するなどの各種
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