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父親支援マニュアル (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.ncchd.go.jp/scholar/section/policy/project/papasupport_manual.pdf |
出典情報 | 日本初・自治体向け父親支援マニュアルを公開-「父親の産後うつ」や孤立を防ぎ、幸せな子育て期の実現を目指して-(1/30)《国立成育医療研究センター》 |
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第3章
事業構築に向けたアプローチ
事
業
の
位
置
づ
け
を
確
認
す
る
探取実
るり施
組す
みべ
をき
事
業
計
画
書
を
作
成
す
る
図3−1
事
業
化
に
係
る
リ
ソ
ー
ス
を
得
る
新規事業の構築のプロセス
2 事業構築のプロセス
系となるかを確認することが重要である。
その際に活用できる考え方に、ロジックモデルが
事業の位置づけを確認する
ある(図 3− 2参照)。
新規事業を立ち上げる前に、まずは、各自治体
ロジックモデルとは、施策や事業が目標とする
の施策体系における新規事業の位置づけについて
最終的な成果を達成するに至るまでの論理的な関
確認・整理しておくことが大切である。各自治体
係を体系的に図式化したものである。最終的な
の施策体系は、自治体の方針や理念を具体化した
目標(アウトカム)を達成するためには何が必要か、
基本目標があり、それを達成するための政策、担
という観点から逆算し、中間アウトカムやアウト
当分野・部署を包含する形で施策がある。そして、
プットとしての課題および事業内容を検討する。
その施策に応じた具体的な取り組みとして事業が
この検討については、最終的なアウトカムから
配された構造になっている。新規事業の構築にあ
具体的な事業までが論理的なつながり・関係を
たっては、その事業が施策体系においてどこに位
もっていることが重要であり、できるだけエビデ
置付けられるのか、方針となる基本目標や政策と
ンスに基づいて作られることが望ましい。また、
整合性はとれているか、関連のある他の事業と重
新規に立ち上げる事業が、他の事業とともに全体
複はなく相補的であるかなどについても把握し、
として効果を発揮しているかという観点から、そ
自治体として基本目標の達成に向けて効果的な体
の内容を検討する必要がある。
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事業構築に向けたアプローチ
事
業
の
位
置
づ
け
を
確
認
す
る
探取実
るり施
組す
みべ
をき
事
業
計
画
書
を
作
成
す
る
図3−1
事
業
化
に
係
る
リ
ソ
ー
ス
を
得
る
新規事業の構築のプロセス
2 事業構築のプロセス
系となるかを確認することが重要である。
その際に活用できる考え方に、ロジックモデルが
事業の位置づけを確認する
ある(図 3− 2参照)。
新規事業を立ち上げる前に、まずは、各自治体
ロジックモデルとは、施策や事業が目標とする
の施策体系における新規事業の位置づけについて
最終的な成果を達成するに至るまでの論理的な関
確認・整理しておくことが大切である。各自治体
係を体系的に図式化したものである。最終的な
の施策体系は、自治体の方針や理念を具体化した
目標(アウトカム)を達成するためには何が必要か、
基本目標があり、それを達成するための政策、担
という観点から逆算し、中間アウトカムやアウト
当分野・部署を包含する形で施策がある。そして、
プットとしての課題および事業内容を検討する。
その施策に応じた具体的な取り組みとして事業が
この検討については、最終的なアウトカムから
配された構造になっている。新規事業の構築にあ
具体的な事業までが論理的なつながり・関係を
たっては、その事業が施策体系においてどこに位
もっていることが重要であり、できるだけエビデ
置付けられるのか、方針となる基本目標や政策と
ンスに基づいて作られることが望ましい。また、
整合性はとれているか、関連のある他の事業と重
新規に立ち上げる事業が、他の事業とともに全体
複はなく相補的であるかなどについても把握し、
として効果を発揮しているかという観点から、そ
自治体として基本目標の達成に向けて効果的な体
の内容を検討する必要がある。
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