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父親支援マニュアル (59 ページ)

公開元URL https://www.ncchd.go.jp/scholar/section/policy/project/papasupport_manual.pdf
出典情報 日本初・自治体向け父親支援マニュアルを公開-「父親の産後うつ」や孤立を防ぎ、幸せな子育て期の実現を目指して-(1/30)《国立成育医療研究センター》
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第5章

具体的な支援策と実践例

夫婦のコミュニケーション力を高める

事業名

パパ ママ教室

対象

市内に居住する妊婦及びその家族(妊娠16週から36週ごろまで)10 組程度

場所

健康センター

担当者

保健師1名、助産師1名、専門員1名
平日夜間

開催日および内容

①助産師のお話
お産、妊娠の経過、歯の手入れ、ホルモンの変動と産後うつ、夫のサポートの必要性、リラク
ゼーションストレッチ、栄養バランスについて、喫煙について、夫にできることなど
②体験コーナー
人形を使った沐浴体験、育児体験、赤ちゃんの着替えやおむつ交換、妊娠体験
③夫婦でミーティング
ポイント

参加者の年齢や初産婦、経産婦等の諸条件をスタッフで情報共有し、参加者の状況に
応じた内容になるよう、柔軟に対応している。座席は週数の近い者同士を近くに配置
する。講話に産後うつを取り入れ、出産前に家事・育児の分担を話会う機会を作る。
年3回全て夜間の開催によって参加しやすい状況を作っている

先輩パパの体験談を取り入れた事業

事業名

はじめてのパパ 教室

対象

妊婦とそのパートナー

場所

保健センター

担当者

先輩パパ、助産師、保健師、看護師

開催日および内容

土曜(年3回)
①先輩パパの体験談(妊娠・出産・子育ての体験や産後うつに関する実体験等)
② DVD「お父さんへ」鑑賞
③沐浴・妊娠シミュレーター体験
④交流会

ポイント

産後うつに関する周知は資料でも行う。夫婦での参加を基本としており、夫婦の絆作
り、さらに他の夫婦との交流により家族ぐるみで育児を楽しめるよう支援している

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