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父親支援マニュアル (63 ページ)

公開元URL https://www.ncchd.go.jp/scholar/section/policy/project/papasupport_manual.pdf
出典情報 日本初・自治体向け父親支援マニュアルを公開-「父親の産後うつ」や孤立を防ぎ、幸せな子育て期の実現を目指して-(1/30)《国立成育医療研究センター》
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第5章

具体的な支援策と実践例

父親の居場所や父親の交流プログラムの実践例

父親と子の遊びを中心に父親同士の交流の機会を設ける

事業名

パパさろん

対象

4か月健診に参加した父親と児

場所

市内いきいき広場

担当者

助産師1名、子育て支援員1名

開催日および内容

健康ホール

4か月児健診時(月1回)
①成長発達、乳幼児揺さぶられ症候群などの講話
②親子遊び(ふれあい遊び、ベビーリフレクソロジー)
③先輩パパを交えた父親同士の情報交換

ポイント

地域の親子により近い存在である子育て支援センターの職員が実施し、参加者の父親
からの土日の開催希望により、子育て支援センターで同様の教室を開催した

自治体と外部組織との協働

事業名

父親子育てマイスター 事業

対象

未就学児を育児中の父親

場所

市内各地の施設など

担当者

正職員1名、会計年度任用職員1名(主に事務職員)、地域の父親の子育てサークル

開催日および内容

土曜

①父親の子育てマイスター養成講座
全5回の連続講座からなり、全講修了することでマイスターとしての認定証を授与される。
養成講座を通じて、父親一人ひとりのスキルアップのみならず、受講生同士の「つながり」
を促し、
「パパ友」作りにもつないでいる
②父親の子育て相談
父親の子育てマイスターのうち「父親の子育て相談員」の登録者が参加し、父親(または母
親)に対するピアカウンセリングをしている
③父親の子育て情報誌づくり
父親向け情報誌・啓発冊子として、マイスターが編集協力をする
④父親の子育て応援イベント
事業の周知と父親の子育てを応援・盛り上げる主旨で開催する
ポイント

講座後も様々な活動の場が設けられていることで、受講生が「父親の子育て」を盛り
上げ、後に続く父親を育てる好循環を生み出している

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