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父親支援マニュアル (45 ページ)

公開元URL https://www.ncchd.go.jp/scholar/section/policy/project/papasupport_manual.pdf
出典情報 日本初・自治体向け父親支援マニュアルを公開-「父親の産後うつ」や孤立を防ぎ、幸せな子育て期の実現を目指して-(1/30)《国立成育医療研究センター》
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第4章

母子保健・子育て支援事業の見直しとしての研修の実施

表 4 − 5 ー1 【ワークシート3】父親支援に関する課題の改善策(例:乳幼児健康診査)

機会

4 か月児健康診査

対象

4 か月児の父親

問診票にて父親を含む家族の健康状態を把握する。
問診票は母親が記載していると考えられる。
方法 / 内容

質問内容はすべての乳幼児健診において、下記の共通形式を用いている。
問い)
「同居するご家族の健康状態を教えてください。」
回答)
「健康・不調(○○○○○○

課題

短期的な改善策

改善のために
必要なサポート

※具体的な内容も詳しく記入)」

「父親を含めた家族」と記載しているため、父親に限定した状態の把握が困難。
父親自身の主観的な健康状態が明らかになっていない。

4 か月児健診の問診項目に、父親の健康状態を把握する内容を加える。
健康状態だけでなく、仕事や育児・家事に関する内容も含める。
子どもの月年齢別違いなどを比較するために、
他の乳幼児健診にも同様の
項目を加える。
どのような項目を入れれば、父親の仕事や育児・家事の取り組みを評価できる
(大学や研究機関に相談する)
かを検討する。

長期的な改善策

改善のために
必要なサポート

父親の健康状態や育児・家事、仕事等の情報を収集し、実態として属性別(地域・
年齢・家族構成など)の特徴を把握する。

同時に、成育医療等基本方針に基づく計画にも反映させる。

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