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大腸がんファクトシート2024 (13 ページ)
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出典情報 | 大腸がん対策を推進するための「大腸がんファクトシート」公開(3/27)《国立がん研究センター》 |
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第1章
大腸がんの病態
1.4 大腸がんの病期分類と予後
1.4 大腸がんの病期分類と予後
大腸癌の進行度の分類法として、本邦の「大腸癌取扱い
壁深達度(T因子)は癌浸潤の最深部に応じて以下の
規約」による分類と、国際的に用いられる「TNM分類」が
ように分けられる(図4)。T1(粘膜下層)までが早期癌、
存在する。この2つに共通点は多く、ここでは「大腸癌取扱
T2(固有筋層)以深が進行癌と定義される。この定義にお
い規約(第9版)」に基づいて病期分類を説明する1)。
いて転移の有無は問わず、早期癌でも、粘膜下層深部へ
大腸癌の病期は、壁深達度(T因子)、リンパ節転移(N因
の癌浸潤がみられるT1b癌はリンパ節転移のリスクを有
子)、遠隔転移(M因子)に基づいて分類される。
する。
TX 壁深達度の評価ができない
T2 癌が固有筋層まで浸潤し、これを越えていない
T0 癌を認めない
T3 癌が固有筋層を越えて浸潤している
Tis 癌が粘膜内にとどまり、粘膜下層に及んでいない
漿膜を有する部位では癌が漿膜下層までにとどまる
T1 癌が粘膜下層までにとどまり、固有筋層に及んでいない
漿膜を有しない部位では癌が外膜までにとどまる
T1a 癌が粘膜下層までにとどまり、
浸潤距離が1000μm 未満である
T4a 癌が漿膜表面に接しているか、またはこれを破って腹腔に
露出している
T1b 癌が粘膜下層までにとどまり、浸潤距離が1000μm
以上であるが固有筋層に及んでいない
T4b 癌が直接他臓器に浸潤している
図4 大腸癌の壁深達度
漿膜を有する部位
Tis
T1
T2
T3
T4a
T4b
漿膜を有しない部位
T3
T4b
粘膜
粘膜下層
固有筋層
漿膜下層
漿膜
外膜
他の臓器
Copyright © National Cancer Center All Rights Reserved.
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大腸がんの病態
1.4 大腸がんの病期分類と予後
1.4 大腸がんの病期分類と予後
大腸癌の進行度の分類法として、本邦の「大腸癌取扱い
壁深達度(T因子)は癌浸潤の最深部に応じて以下の
規約」による分類と、国際的に用いられる「TNM分類」が
ように分けられる(図4)。T1(粘膜下層)までが早期癌、
存在する。この2つに共通点は多く、ここでは「大腸癌取扱
T2(固有筋層)以深が進行癌と定義される。この定義にお
い規約(第9版)」に基づいて病期分類を説明する1)。
いて転移の有無は問わず、早期癌でも、粘膜下層深部へ
大腸癌の病期は、壁深達度(T因子)、リンパ節転移(N因
の癌浸潤がみられるT1b癌はリンパ節転移のリスクを有
子)、遠隔転移(M因子)に基づいて分類される。
する。
TX 壁深達度の評価ができない
T2 癌が固有筋層まで浸潤し、これを越えていない
T0 癌を認めない
T3 癌が固有筋層を越えて浸潤している
Tis 癌が粘膜内にとどまり、粘膜下層に及んでいない
漿膜を有する部位では癌が漿膜下層までにとどまる
T1 癌が粘膜下層までにとどまり、固有筋層に及んでいない
漿膜を有しない部位では癌が外膜までにとどまる
T1a 癌が粘膜下層までにとどまり、
浸潤距離が1000μm 未満である
T4a 癌が漿膜表面に接しているか、またはこれを破って腹腔に
露出している
T1b 癌が粘膜下層までにとどまり、浸潤距離が1000μm
以上であるが固有筋層に及んでいない
T4b 癌が直接他臓器に浸潤している
図4 大腸癌の壁深達度
漿膜を有する部位
Tis
T1
T2
T3
T4a
T4b
漿膜を有しない部位
T3
T4b
粘膜
粘膜下層
固有筋層
漿膜下層
漿膜
外膜
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