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大腸がんファクトシート2024 (14 ページ)

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出典情報 大腸がん対策を推進するための「大腸がんファクトシート」公開(3/27)《国立がん研究センター》
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第1章

大腸がんの病態

1.4 大腸がんの病期分類と予後

リンパ節転移(N因子)は転移の有無、領域、数により以下のように分類される。領域リンパ節(腸管傍・中間・主リンパ節)
(図5)以外のリンパ節への転移は遠隔転移(M1)と診断される。
図5 大腸周辺の領域リンパ節

NX リンパ節転移の程度が不明である
N0 リンパ節転移を認めない

主リンパ節

N1 腸管傍リンパ節と中間リンパ節の転移総数が 3個以下
中間リンパ節

N1a 転移個数が1個
N1b 転移個数が2から3個
腸管傍
リンパ節

N2 腸管傍リンパ節と中間リンパ節の転移総数が 4 個以上
N2a 転移個数が4から6個
N2b 転移個数が7個以上
N3 主リンパ節に転移を認める。下部直腸癌では主リンパ節
および/または側方リンパ節に転移を認める。

腸管
がん
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遠隔転移(M因子)は以下のように分類される。

以上のT、N、M因子に基づいて大腸癌の病期は図6のよう

M0 遠隔転移を認めない

に分類される。

M1 遠隔転移を認める

ステージ0~IVを簡単にまとめると以下のようになる。

M1a 1臓器に遠隔転移を認める(腹膜転移は除く)

ステージ0 癌が大腸粘膜内に留まるもの(転移は認めない)

M1b 2臓器以上に遠隔転移を認める(腹膜転移は除く)

ステージⅠ 癌が固有筋層までに留まるもの(転移は認めない)

M1c 腹膜転移を認める

ステージⅡ(a,b,c) 癌が固有筋層を超えて浸潤するもの
(転移は認めない)

M1c1 腹膜転移のみを認める

ステージⅢ(a,b,c) 癌浸潤の深さに関わらず、リンパ節へ
の転移を認めるもの
(他臓器転移は認めない)

M1c2 腹膜転移およびその他の遠隔転移を認める
(文献1より転載)

ステージⅣ(a,b,c) 癌浸潤の深さやリンパ節転移に関わ
らず、他臓器への転移を認めるもの
図6 大腸癌の病期分類
遠隔転移
リンパ節転移
Tis
壁深達度

T1a・T1b
T2

M1

M0
N0

N1
N1a/N1b

M1a
N2a

N2b,N3

M1b

M1c

Nに関係なく

0


T3

Ⅱa

T4a

Ⅱb

T4b

Ⅱc

Ⅲa
Ⅲb

Ⅳa

Ⅳb

Ⅳc

Ⅲc

(文献1より転載)

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