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参考資料 2 (39 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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後期高齢者の保険料と現役世代による支援金のあり方

資料Ⅱ-1-39

○ 介護保険は制度改正当初から、高齢者と現役世代の保険料負担を単純に人口比で設定。
○ 後期高齢者医療制度は、高齢者の保険料負担を抑えるため当初から後期高齢者の保険料負担割合を「給付費の1割」にほぼ固定。これにより、高
齢化が進むにつれて、現役世代が支払う1人当たり支援金が増加し、後期高齢者1人あたりの保険料の伸びを大きく上回る状況が続いた。
○ 今後、少なくとも、現役世代の支援金の伸びを、後期高齢者保険料の伸びの水準まで抑える制度改正が必要。
○ いずれにせよ、あらゆる制度において、制度当初から将来の人口構成変化に堪え得る制度設計を行っておかなければ、世代間の公平を保つことができない。

後期高齢者医療

介護保険

・2年に1度、現役世代人口の減少による増加分を高齢者と現役世代で
折半するように高齢者負担率(高齢者が保険料で賄う割合)を見直し

・3年に1度、第1号被保険者と第2号被保険者の人口比に応じて負担
割合を見直し
→ 第1号被保険者と第2号被保険者の1人当たり保険料額は概ね同
じになる
<イメージ>

<イメージ>
公費
約5割

後期
現役世代(~74歳)
(75歳~)
の後期高齢者支援金
保険料
約4割

公費

約1割

5割

150

※H20の数値を100とした場合の指数

支援金:5456円
(168)

150

125

75

第2号保険料:5669円
(144)

175

支援金:2980円
(100)

第2号保険料:3944円
(100)

125

100

H20

保険料:5332円
(100)

約2割

<1人当たり第1号・第2号保険料の推移>

<1人当たり保険料・後期高齢者支援金の推移>
175

約3割

第1号
(65歳~)
保険料

保険料分(5割)を1号・2号の人口比で按分
※65歳~の負担割合:17%(H12)→23%(現在)

現役世代減少による増加分を 高齢者と現役世代で折半
※75歳~の負担割合:10%(H20)→11.72%(現在)
※H20 の数値を100とした場合の指数

第2号
(40~64歳)
保険料

保険料:6472円
(121)

R4

第1号保険料:5869円
(143)

100
75

H20

第1号保険料:4090円
(100)

R2