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参考資料 2 (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》 |
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資料Ⅱ-1-54
医療資源の分散化
○ 我が国の医療提供体制は、欧州各国とは異なり、個人の開業医が発展した民間病院を中心に整備されてきた。
このことが、国の主導で医療資源の適正配置を進めてきた諸外国とは異なり、人口当たり病院数・病床数が多く、
病院・病床当たりの医療従事者数が手薄となるなど、医療資源が散在する一因となっている。
◆主要国の公的病院(Publicly Owned Hospital)の割合
◆経営主体別病床数の推移
180
(%) 100.0
(万床)
100
160
その他
<病院数>
80
80
60
60
45.1
40
140
25.3
18.5
20
個人
61.5
40.1
40
27.5
20
0
0
120
<病床数>
(%) 100.0
100
イギリス
フランス
ドイツ
イギリス
日本
フランス
ドイツ
日本
(出所)「OECD Health Care Resources」 ※2020年データ。
◆医療提供体制の国別比較
100
医療法人
国名
80
病床数は
民間病院
中心に増加
60
日本
カナダ
フランス
40
国+
公的医療機関
20
0
1954
国
1964
1974
1984
(出所)厚生労働省「医療施設調査」
1994
ドイツ
公的医療
機関
イタリア
28.8%
(2021年)
イギリス
アメリカ
2004
2014 年
平均在院日数
(急性期)
27.3
(16.0)
―
(7.7)
8.8
(5.4)
8.9
(7.5)
8.0
(7.0)
6.9
(6.2)
6.1
(5.5)
人口千人あたり
病床数
人口百万人あたり
病院数
12.8
(65.8)
2.5
(18.9)
5.8
(44.7)
7.9
(36.4)
3.2
(17.7)
2.5
(29.6)
2.8
(18.8)
人口千人あたり
臨床医師数
人口千人あたり
臨床看護職員数
2.5
11.8
2.7
10.0
3.1
10.8
4.3
13.8
4.0
5.7
2.8
8.1
2.6
11.9
1床あたり
臨床医師数
1床あたり
臨床看護職員数
1病院あたり
臨床医師数
1病院あたり
臨床看護職員数
0.2
(37.7)
1.1
(140.9)
0.5
(69.2)
0.5
(117.1)
1.3
(226.9)
1.1
(98.8)
0.9
(138.6)
0.9
(177.7)
3.9
(515.6)
1.8
(237.5)
1.7
(375.3)
1.8
(327.6)
3.2
(280.2)
4.2
(631.8)
(出所)「OECD Health Statistics 2021」、「OECD.Stat」
※ 「平均在院日数/急性期」・「人口千人あたり病床数/人口百万人あたり病院数」は2019年データ(ただし、一部は
2018年データ)。 このほかのデータは2018年データ。日本の急性期の平均在院日数について、厚生労働省「病床機能
報告」における病院の高度急性期と急性期の許可病床の平均在棟日数は11.1。
※ フランス、アメリカの臨床看護職員数は実際に臨床に当たる職員に加え、研究機関等で勤務する職員を含む。
医療資源の分散化
○ 我が国の医療提供体制は、欧州各国とは異なり、個人の開業医が発展した民間病院を中心に整備されてきた。
このことが、国の主導で医療資源の適正配置を進めてきた諸外国とは異なり、人口当たり病院数・病床数が多く、
病院・病床当たりの医療従事者数が手薄となるなど、医療資源が散在する一因となっている。
◆主要国の公的病院(Publicly Owned Hospital)の割合
◆経営主体別病床数の推移
180
(%) 100.0
(万床)
100
160
その他
<病院数>
80
80
60
60
45.1
40
140
25.3
18.5
20
個人
61.5
40.1
40
27.5
20
0
0
120
<病床数>
(%) 100.0
100
イギリス
フランス
ドイツ
イギリス
日本
フランス
ドイツ
日本
(出所)「OECD Health Care Resources」 ※2020年データ。
◆医療提供体制の国別比較
100
医療法人
国名
80
病床数は
民間病院
中心に増加
60
日本
カナダ
フランス
40
国+
公的医療機関
20
0
1954
国
1964
1974
1984
(出所)厚生労働省「医療施設調査」
1994
ドイツ
公的医療
機関
イタリア
28.8%
(2021年)
イギリス
アメリカ
2004
2014 年
平均在院日数
(急性期)
27.3
(16.0)
―
(7.7)
8.8
(5.4)
8.9
(7.5)
8.0
(7.0)
6.9
(6.2)
6.1
(5.5)
人口千人あたり
病床数
人口百万人あたり
病院数
12.8
(65.8)
2.5
(18.9)
5.8
(44.7)
7.9
(36.4)
3.2
(17.7)
2.5
(29.6)
2.8
(18.8)
人口千人あたり
臨床医師数
人口千人あたり
臨床看護職員数
2.5
11.8
2.7
10.0
3.1
10.8
4.3
13.8
4.0
5.7
2.8
8.1
2.6
11.9
1床あたり
臨床医師数
1床あたり
臨床看護職員数
1病院あたり
臨床医師数
1病院あたり
臨床看護職員数
0.2
(37.7)
1.1
(140.9)
0.5
(69.2)
0.5
(117.1)
1.3
(226.9)
1.1
(98.8)
0.9
(138.6)
0.9
(177.7)
3.9
(515.6)
1.8
(237.5)
1.7
(375.3)
1.8
(327.6)
3.2
(280.2)
4.2
(631.8)
(出所)「OECD Health Statistics 2021」、「OECD.Stat」
※ 「平均在院日数/急性期」・「人口千人あたり病床数/人口百万人あたり病院数」は2019年データ(ただし、一部は
2018年データ)。 このほかのデータは2018年データ。日本の急性期の平均在院日数について、厚生労働省「病床機能
報告」における病院の高度急性期と急性期の許可病床の平均在棟日数は11.1。
※ フランス、アメリカの臨床看護職員数は実際に臨床に当たる職員に加え、研究機関等で勤務する職員を含む。