よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料 2 (61 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20221129/index.html
出典情報 財政制度等審議会 令和5年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

資料Ⅱ-1-61

(参考)各国かかりつけ医制度の比較
イギリス

フランス

ドイツ

日本

保険制度

9割を占める公的(税財
源)および1割の民間自費
医療サービスが両立

公的皆保険
(民間保険は二階建て部分
をカバー)

皆保険。公(90%)および
民間医療保(10%)の両立
(公的保険は選択可能)

公的皆保険

外来患者自己負担

公的は原則無料(処方箋料
等の少額負担あり)

3割負担(償還式)

原則無料(2013年より自己
負担廃止)

原則3割負担
(自己負担額の上限あり)

登録制の有無
(法的義務含む)


(登録診療所のみ受診可)


(かかりつけ医を登録する制度
はあるが、紹介状なしに他の医
師を受診することができる)


(法的義務はないが、90%が
かかりつけ医を持つ)



登録制開始

1948年

2004年

2008年



登録医の資格

家庭医(GP)のみ

専門医も可能(研修なし)

州家庭医団体への登録およ
び州医師会の研修を受けるこ
とが条件



登録医の選択

居住エリア診療所から選択
(近年緩和される方向)

地理的制約なし

地理的制約なし



支払い方式

人頭・出来高・成果報酬
の混合(人頭5割以上)

出来高中心

家庭医に対する報酬は包括
報酬中心

出来高中心

近年の変化

家庭医(GP)診療所の大
規模化や連携、プライマリケア
のオンライン化が進展

疾病管理プログラムの施行

州毎のばらつきは大きいが、国
全体では家庭医中心診療は
穏やかに増加傾向(2016年
で国民全体の5%)



(出所)中央社会保険医療協議会 総会(第346回)厚生労働省提出資料(平成29年2月22日)を編集。