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資料1_具体的研究事項と横断的事項について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》
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(6)がんの予防法や早期発見手法に関する研究
第4期がん対策推進基本計画等における関連した記載①
第4期がん対策推進基本計画

1.科学的根拠に基づくがん予防・がん検診の充実
(2)がんの2次予防(がん検診)
③科学的根拠に基づくがん検診の実施について
(現状・課題)
• 現在、がん検診の分野における研究開発の進展は著しく、より正確に、低侵襲に、簡便に、安価に、がんを発見できる方法が提案さ
れている。一方で、それらの対策型検診への導入に当たっては、死亡率減少効果の確認や実施体制の確保に時間を要すること、導入
までのプロセスが不透明かつ煩雑であることが指摘されている。

(取り組むべき施策)
• 国は、より効率的・効果的ながん検診の実施を推進する観点から、指針に基づくがん検診の科学的根拠に基づいた効果検証を進める
とともに、対策型検診の項目の導入に係るプロセスの明確化等について検討する。

成長戦略フォローアップ(令和3年6月18日閣議決定)

12.重要分野における取組
(2)医薬品産業の成長戦略
ⅲ)疾病の早期発見に向けた取組の強化
• がんの早期発見・早期治療の仕組みを確立し、5年生存率の劇的な改善を達成するため、難治性がん等について、リキッドバイオプ
シー等、血液や唾液等による簡便で低侵襲な検査方法や治療法の開発を推進する。
• がんの早期発見の観点から、乳がん、食道がん、大腸がんなど罹患数の多いがんについて、簡便で高精度かつ短時間で検査可能なが
ん検出技術を早急に確立するため、実証実験を実施し、その結果を踏まえ、がん検出技術の実用化を推進する。また、AIを活用した
画像解析などを通じ、診断精度の改善・向上を推進する。