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資料1_具体的研究事項と横断的事項について (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》
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(8)がん対策の効果的な推進と評価に関する研究
構成員・参考人からの事前提出意見一覧②

現状と課題

今後の研究の方向性



がん診療はチーム医療、といわれるけれどもそれにかかわる
人の適正配置が検証されていない。効率効果的にするための
情報共有など図られたい。

遠方などでもきちんとアクセスできるオンラインでのチーム
医療に関する研究などを進めてみてはどうか。セカンドオピ
ニオンの外来など一部始まってはいるが、保険適用外のため
一部の方に限られている。本来受けられるべき、精神的なサ
ポートや緩和(精神的にも肉体的にも)はオンラインでもカ
バーできるものもあると思われる。また、AIなどによるカウ
ンセリング予測なども研究に値するのではないかと考える。



がん患者の精神的なサポートをデジタルアプリで行う治験な
どが始まり、一部は保険適用になっているが道半ば。

こうしたデジタルでのQAなどは未来につながるものであり、
積極的に利活用していくべき。その調査結果も広く公表し、
知見を役立てるものになった方がいい。保険適用にはならず
とも、その作った設問や行為をアナログ的に公表していくだ
けでも誰かの次にはつながると考える。



患者が相談できる場所・人・機会が圧倒的に足りていない

患者の悩みは個別化をきわめていて、質の高い支援が求めら
れている。人材は非常に少ないので育成のための施策研究を
進めるべき、一方で民間が行っているものを研究として助成
して、広げたり、公的機関と連携させることで効果的に活用
ができるようにするべき。(子供の一時預かり、買い物支援、
患者団体のつなぎなどなど)



がん研究10か年で目指した目標については指標がなく、進捗
状況が把握しにくい。特に希少がん、小児がん、難治性がん
などは、ドラッグロスなどが生じ、改善がほとんど見られな
い分野もある。

第4期がん対策推進基本計画で定められているように、国内外
の指標を定めて、進捗状況を把握する研究を進め、国内外に
おいて健康医療戦略を効果的に、かつ効率的に進める方策研
究が必要である。

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厚労省、文科省、経済産業省での研究分担と、それぞれの戦
略、および薬事制度、検討会、法制度のかかわりなどが有機
的につながっておらず、効率的な対策が進められていない可
能性がある。

関連省、薬事制度、法制度などの連携強化オールジャパンの
がん研究のあり方に関する研究を進めるべき。

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