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資料1_具体的研究事項と横断的事項について (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》
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(8)がん対策の効果的な推進と評価に関する研究
これまでの成果の例
進捗の概要



患者や家族、医療従事者のニなどのニーズと行政的ニーズの両者を適切に拾い上げ、基本計画で求められている施作を推進するため
の方策を立案、実行、評価することで、より効果的ながん対策を進めることが求めら、研究を実施してきた。戦略後半では下記のよう
な成果が挙げられ、がん予防、がん医療、がんとの共生、基盤それぞれの政策推進に資している。
後半5年間での成果の例

• 課題名:希少癌診療ガイドラインの作成を通した医療提供体制の質向上(平成29〜令和1年度)
学会連携を通じた希少癌の適切な医療の質向上と次世代を担う希少がん領域の人材育成に資する研究(令和2〜4年度)
(名古屋大学 小寺 泰弘)
「脳腫瘍診療ガイドライン2019年版」、「成人・小児進行固形がんにおける臓器横断的ゲノム診療のガイドライン第2版」、「頭頸
部癌診療ガイドライン2022年版」、「GIST診療ガイドライン第4版」等を作成した。

• 課題名:乳がん検診の適切な情報提供に関する研究(平成30〜令和2年度)(福井県済生会病院 笠原 善郎)
乳がん検診受診者への「高濃度乳房について」等に関するアンケートを参考に、高濃度乳房についての質問・回答集(QA集)で多く読
まれた項目をまとめたパンフレットを作成した。高濃度乳房や乳がん検診に関して受診者の理解が深まることで、受診者の検診受診後
の適切な行動が推進された。
• 課題名:がん・生殖医療連携ネットワークの全国展開と小児・AYA世代がん患者に対する妊孕性温存の診療体制の均てん化にむけた
臨床研究―がん医療の充実を志向して(令和1〜3年度)(聖マリアンナ医科大学 鈴木 直)
各地域におけるがん・生殖医療連携ネットワーク体制の構築を促進するためOncofertility Consortium Japan (課題や情報の共有シス
テム)のウェブサイト を構築し、47都道府県が参加した。地域のネットワーク要件について、研究班で整理を行い、「小児・AYA 世
代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業」の実施要綱に反映された。
• 課題名:がんゲノム医療に携わる医師等の育成に資する研究(令和1〜3年度)(国立がん研究センター 大江 裕一郎)
がんゲノム医療に携わる医師等籐の育成を目的として、備えるべき知識や素質等を明らかにし、人材育成に資する研修資料や研修プロ
グラムを作成し実践した。
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