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資料1_具体的研究事項と横断的事項について (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html |
出典情報 | 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》 |
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(9)各柱にまたがる「横断的事項」について ④リキッドバイオプシーに係る研究
第4期がん対策推進基本計画等における関連した記載
成長戦略フォローアップ(令和3年6月18日閣議決定)
12.重要分野における取組
(2)医薬品産業の成長戦略
ⅲ)疾病の早期発見に向けた取組の強化
• がんの早期発見・早期治療の仕組みを確立し、5年生存率の劇的な改善を達成するため、難治性がん等について、リキッドバイオプ
シー等、血液や唾液等による簡便で低侵襲な検査方法や治療法の開発を推進する。
• がんの早期発見の観点から、乳がん、食道がん、大腸がんなど罹患数の多いがんについて、簡便で高精度かつ短時間で検査可能なが
ん検出技術を早急に確立するため、実証実験を実施し、その結果を踏まえ、がん検出技術の実用化を推進する。また、AIを活用した
画像解析などを通じ、診断精度の改善・向上を推進する。
「がん研究10か年戦略」の推進に関する報告書(中間評価)
• 検査を受ける者の負担を軽減することで、がん検診の受診率の向上に資する可能性もあることから、ゲノム情報等も活用しながら、よ
り簡便で、低侵襲な検査方法としてリキッドバイオプシーの研究を推進する。
• リキッドバイオプシーの研究を進めるに当たっては、低侵襲な診断や精緻な治療マーカーとしての利用を想定する場合と検診における
利用を想定する場合とでは、開発戦略が異なることを踏まえ、何を目的として開発を進めるのかを明確にすることが重要である。検診
に利用する場合、原則として死亡率減少を目指すこととなるが、死亡率減少の確認には長い研究期間を要するため、リキッドバイオプ
シーの開発と同時に死亡率減少にかわる代替指標を開発する必要がある。
• 体液中の DNA やマイクロ RNA、たんぱく質等を解析する技術は実用化に向け進みつつあるが、体液中に遊離しているがん細胞を捉
える技術についても実用化に向け開発を進めるべきである。
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第4期がん対策推進基本計画等における関連した記載
成長戦略フォローアップ(令和3年6月18日閣議決定)
12.重要分野における取組
(2)医薬品産業の成長戦略
ⅲ)疾病の早期発見に向けた取組の強化
• がんの早期発見・早期治療の仕組みを確立し、5年生存率の劇的な改善を達成するため、難治性がん等について、リキッドバイオプ
シー等、血液や唾液等による簡便で低侵襲な検査方法や治療法の開発を推進する。
• がんの早期発見の観点から、乳がん、食道がん、大腸がんなど罹患数の多いがんについて、簡便で高精度かつ短時間で検査可能なが
ん検出技術を早急に確立するため、実証実験を実施し、その結果を踏まえ、がん検出技術の実用化を推進する。また、AIを活用した
画像解析などを通じ、診断精度の改善・向上を推進する。
「がん研究10か年戦略」の推進に関する報告書(中間評価)
• 検査を受ける者の負担を軽減することで、がん検診の受診率の向上に資する可能性もあることから、ゲノム情報等も活用しながら、よ
り簡便で、低侵襲な検査方法としてリキッドバイオプシーの研究を推進する。
• リキッドバイオプシーの研究を進めるに当たっては、低侵襲な診断や精緻な治療マーカーとしての利用を想定する場合と検診における
利用を想定する場合とでは、開発戦略が異なることを踏まえ、何を目的として開発を進めるのかを明確にすることが重要である。検診
に利用する場合、原則として死亡率減少を目指すこととなるが、死亡率減少の確認には長い研究期間を要するため、リキッドバイオプ
シーの開発と同時に死亡率減少にかわる代替指標を開発する必要がある。
• 体液中の DNA やマイクロ RNA、たんぱく質等を解析する技術は実用化に向け進みつつあるが、体液中に遊離しているがん細胞を捉
える技術についても実用化に向け開発を進めるべきである。
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