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資料1_具体的研究事項と横断的事項について (51 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html |
出典情報 | 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》 |
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(9)各柱にまたがる「横断的事項」について
③免疫療法に係る研究
構成員・参考人からの事前提出意見一覧①
現状と課題
今後の研究の方向性
1
治療方法としての有効性は広く認められてきた。
免疫システムの多様性を生かしたチャレンジが可能であると考
える。基礎研究も重要だが、ヒトへの応用を進める部分がより
重要になってくる。
2
抗PD-1抗体、抗PD-L1抗体や抗CTLA-4抗体の3標的に対
する抗体薬が実用化され、進行がん治療成績は一部のがんで
は大きく向上した。しかし、これらの薬剤の効果は一部のが
んに限られる他、効果を予測するバイオマーカーが確立して
いない。
また、免疫関連有害事象対策が課題であるが、これを予測す
るバイオマーカーが確立していない。
1.新たな免疫療法の治療標的の探索と薬剤開発の加速、
2.例えばがん細胞と宿主免疫応答に関する発がん機構の解明
と治療標的探索
3.海外の開発薬の国内開発の遅れ対策(ドラッグラグ対策)
4.CAR-Tや2重抗体などの新規技術開発への重点化
3
免疫チェックポイントを標的とした新規医薬品の開発や、ネ
オアンチゲン療法・T細胞療法が欧米や中国で進展している
中、抜本的な強化が必要である。
51
③免疫療法に係る研究
構成員・参考人からの事前提出意見一覧①
現状と課題
今後の研究の方向性
1
治療方法としての有効性は広く認められてきた。
免疫システムの多様性を生かしたチャレンジが可能であると考
える。基礎研究も重要だが、ヒトへの応用を進める部分がより
重要になってくる。
2
抗PD-1抗体、抗PD-L1抗体や抗CTLA-4抗体の3標的に対
する抗体薬が実用化され、進行がん治療成績は一部のがんで
は大きく向上した。しかし、これらの薬剤の効果は一部のが
んに限られる他、効果を予測するバイオマーカーが確立して
いない。
また、免疫関連有害事象対策が課題であるが、これを予測す
るバイオマーカーが確立していない。
1.新たな免疫療法の治療標的の探索と薬剤開発の加速、
2.例えばがん細胞と宿主免疫応答に関する発がん機構の解明
と治療標的探索
3.海外の開発薬の国内開発の遅れ対策(ドラッグラグ対策)
4.CAR-Tや2重抗体などの新規技術開発への重点化
3
免疫チェックポイントを標的とした新規医薬品の開発や、ネ
オアンチゲン療法・T細胞療法が欧米や中国で進展している
中、抜本的な強化が必要である。
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